11月9日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は第3回「心を動かす!ドラマの演出」。
メディアタイムズに来ているリカ。「あんた、わすれものはないの?」とリカは芝居の練習。「ちがうちがう、リカ。もっとこしを曲げて」と後藤さん。そこへ、コーヘイが登場する。リカが文化祭で上映する映画を撮る為、演技指導している事を説明。リカはおばあちゃんの役をやるようだ。そこでコーヘイが取材してきたテレビドラマの撮影現場の映像を見ることに。
◆時代劇の撮影現場
取材してきたのは、ドラマの撮影スタジオ。撮影現場にお邪魔し、ドラマならではの“リアルに見せる工夫”を見つける事に成功。
・時代の雰囲気を出す塗料
舞台となる屋敷に塗る塗料。古色という塗料を使用。これは、古い建物に見せるために作られた専用の色で、使っていない建物とくらべると、雰囲気が全く変わるのだそう。昔から建っているように見せるため、この塗料を使用している。
・時代に合った役者の動き
リアルに見せる工夫は物だけではなく、役者の動きもその一つである。専門の人が、時代や状況に合わせた立ち居ふるまいを教えている(所作指導)。所作指導の人が指導する事で、当時の状況をリアルに伝える事ができる。
・戦国時代にピースサイン
ドラマの演出を担当するディレクターが特にこだわったのは、現代の女子高生が戦国時代にタイムスリップしたという事。足軽になることが決まり、主人公の唯がよろいを身にまとう場面で、唯がピースサインをするという芝居をつける事に。実際の映像で確認してみると、現代の女子高生がタイムスリップしたという事が伝わってくる。
・演出は架空の世界への道案内
ドラマの現場では、日々こうした工夫を積み重ね、見た人が架空の世界に入りこめるよう制作しているのだ。担当者は「ドラマは、いろんな人たちが関わっている。その世界を作り上げる意味では、“演出”が道案内をするというか、方向を指ししめして、そこにみんなが向かっていく作業だと思う。」と。また、「見ている人が共感してくれるようなドラマをずっと作っていきたい」とコメントしていた。
このように、工夫を積み重ね、ドラマが出来上がっているのがわかる。
映像を観た後、「演出でずいぶん変わるんだね」とリカは言う。すると「いいこと思いついた。ちょっとリカちゃん、台本かして」とコーヘイ。どうやら、キョウコさんと後藤さんに2通りの演出をしてもらい、見方がどう変わるか実験をする様だ。
Aパターンは、優しい感じの演出。リカは「なんだかあったかいシーンだね」と。「演じてて、優しい気持ちになってきた」と後藤さん。Bパターンでは、仲が悪そうな感じでの演出。リカは「なんか、すっごく仲悪そう。さっきと全然ちがう」と、おどろいた様子で話す。「セリフは同じでも、演出によって、伝わることが正反対になることもある」とコーヘイが言うと、リカは「なるほど…」と考える。
そこでキョウコさんが、「おばあちゃんって、みんなそんな感じなのかな?」と。腰が曲がってて、ゆっくり話すイメージはあるが、みんながそうってわけじゃないのではとキョウコさんは言う。「たしかに。姿勢がピンとしてて、早口のおばあちゃんもいっぱいいるよね」とリカは話す。これを見て、いやな気持ちになる人もいるんじゃないかとキョウコが言うと、「そっか…」と複雑な気持ちなリカ。
「演出によっては、かたよったイメージを植え付けちゃうこともある」と後藤さん。すると「みんなが思っているイメージで演出した方が、感じがより伝わるんじゃないか」とコーヘイ。「かたよったイメージを植え付けちゃうかもしれないけど伝わりやすい演出のドラマと、かたよったイメージは植え付けないけど伝わりにくい演出のドラマ。どっちがいい?」と後藤さんが言うと、「あの~ぅ、わたしの”おばあちゃん役”。」とリカ。ところが、みんなは議論を始めてしまい「どうしたらいいの!?」と最後は困り果ててしまうリカでした。
とてもためになる番組ですね。
ますます輝きを増す愛菜ちゃんの演技を楽しみにしています!
ブログ更新お疲れさまです、薫ちゃんのブログは番組を思い出しながら読めるし話の復習にもなるので助かっています、これからも頑張ってください。
それから愛菜ちゃんのおばあちゃんの演技はスバルのCMを思い出しちゃいますよね♪♪
誰よりも芸達者で、多分日本で一番ドラマの現場に詳しい女の子の愛菜ちゃんが演出のお勉強をするという、面白い設定でした。最初はイマイチのおばあちゃんの演技を見せてくれたところもさすがでしたね。
愛菜ちゃんのおばあちゃん役!ズバルのCMをおもいだしました。
丸いメガネが印象でした。しかし可愛らしさから随分清楚になられたと思います。内容では演出者によってドラマも大きくかわったり、視聴者の見方によっても変わることがよくわかりました。