芦田愛菜ちゃんブログ~天使の薫~です。ここでは、主に画像をメインとした芦田愛菜ちゃんの応援サイトです。管理人はマルモのおきてが大好き。

カテゴリー: メディアタイムズ (1ページ目 (2ページ中))

メディアタイムズ2018年度第20回「身につけよう!メディア・リテラシー」に芦田愛菜

3月7日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第20回「身につけよう!メディア・リテラシー」。

◆メディアにはいろいろな特性がある
3人が何やらホワイトボードを見ながら話をしている。そこへ「あれ、何やってるの?」とリカがオフィスにやってきた。どうやら取材してきたメディアについて整理している所のようだ。「メディアにはいろんな特性がある」とキョウコさんは言う。「特性?」とリカ。すると、「メディアならではの性質があるって事」と後藤さん。さらに「例えば、ニュース。何を伝えるかは人が選んで決めてる。ただ出来事を伝えるだけじゃなく、送り手の思い、意図も含まれている」と後藤さんが話す。

◆メディアの特性を理解する力
「ドラマとかアニメは、人を楽しませたい、何かを考えてもらいたいという目的がある」とキョウコさん。「ガイドブックや広告は、行ってほしい場所や買ってほしいものを紹介してる。SNSは、人と人とが関わる場を提供している」とコーヘイが話す。「目的によって伝え方もちがうし、受け取り方も変わるもんね」とリカは言う。「こうしてメディアの特性を理解することも、メディア・リテラシーだね」と後藤さん。「メディア・リテラシーって?」とリカが疑問を抱く。「これからの社会を生きてく上で、とても大事な能力なのよ」とキョウコさんは言う。「ふーん」とリカ。

◆記事が事実でなかったら?
「メディアの特性を理解するだけでなく、情報を読みとく力も必要。」と言いながらコーヘイが見せたのは、『ミッドウエーの戦果拡大』という昔の新聞。「アメリカの巡洋艦や潜水艦を撃沈させ、日本の戦力を世界に知らしめたって書かれてる」と後藤さん。そこでコーヘイが、「実はこの記事が事実でなかったとしたら、どう?」と言う。「え、どういうこと?」とリカがコーヘイに問いかける。「メディア・リテラシーについて研究した人に取材した映像があるから、いっしょに見てみようか」とコーヘイ。「うん」とリカは頷く。

◆東京大学大学院を取材その1
・メディアを使った情報操作
今回、訪ねたのは、東京大学大学院。教授の水越さんは、広くメディアを研究するメディア論の第一人者である。メディアを使って事実でないことを流し、情報を操作していたことについて話を聞いた。「古くさかのぼって言うと、第2次世界大戦。ラジオや、映画・雑誌・ビラ、そういう物もメディア。そういう物を使って、自分の国は正しくて、相手の国はすごく悪いということを、どんどん言っていくメディア活動があった」と水越さん。

◆事実を知ることが出来ない時代があった
昭和18年、第2次世界大戦での日本の戦況を伝えたニュース映像。『…護衛艦隊を猛攻中にして、戦艦三隻撃沈』とニュースを読み上げている。「戦っている相手国への敵対心を煽ったり、本当は戦況が悪化しているのに日本は優勢だと発表したりしていた」と後藤さんが話す。「えー、それってこわい。本当にあったことを知ることができないって、そんな時代があったなんて信じられないな」とリカは驚いていた。

◆伝える写真を意図的に選ぶと…
ところが、「今でも情報が操作されることはある」と後藤さん。「えっ、今でも?」とリカが言う。「うん、たとえばこれ。国の代表同士が握手している写真。リカ、これ見てどう思う?」と後藤さんがリカに聞く。「うーん、笑ってて、仲がよさそう」とリカは写真を見て言う。「でも、ほかの写真を見ると、ほら」。今度は後藤さんが別の写真を見せる。「あれ? そっぽ向いちゃってて仲が悪そう」とリカ。「メディアが、伝える写真を意図的に選んでることもある」とキョウコさん。

◆受け手として情報を読みとく力
「あと、これも。『町のごみ処理場建設に反対する投稿がSNSで増えている』というニュース。反対の声が多いように見えて、実際の調査では少なかった。賛成の人がSNSに投稿していないだけだったん」とコーヘイが言う。「情報をそのまま受け取ればいいってわけじゃないんだね」とリカ。どうやらリカもわかってきたようだ。「メディアの受け手側の情報を読みとく力も、大事なメディア・リテラシー」と後藤さん。「さらにこれからは、受け取るだけじゃなく、個々が(個人個人)が情報を発信する時代になっている、と水越先生は話していた」とコーヘイは話す。

◆東京大学大学院を取材その2
・送り手として情報を表現・発信する力
「スマートフォンでSNSを見ながら色々な話をしたり、人の投稿に『いいね』を押したりすることがありますよね。たとえば趣味の世界、音楽・アニメ・マンガ・小説…。そういう世界のことで世界中の人が結びついている」と水越さん。

コーヘイが見せたのは、SNSに投稿された、8歳の女の子がドラムをたたいている動画。これを見たアメリカの有名ミュージシャンが、『最高だ!』とツイート。「SNSで発信することで、遠くはなれた人同士を結びつけることができるんだな」と後藤さん。「送り手として情報を表現したり発信したりする力も大切」とキョウコさん。

・「これからの社会をどう生きていくか」ということ
最後に、今後メディアがどうなっていくのか、水越さんに聞いてみた。「実は、これからメディアがどうなっていくか、僕にはよくわからないんですよ。今、学校にバスや電車で通っている子がいたら、車内にデジタルのディスプレイがある。コンビニのレジも情報端末なんですよね。今まで生活の一部だったメディアが、あらゆるものがメディアになって、生活がメディアになっている。そうすると、『どうメディアと付き合っていくか』というメディア・リテラシーの話は、『どういう風ににこれからこの社会を生きていくか』という話そのものになっていく。そのことに興味を持って、これから勉強を続けていくと良い」と水越さんは話した。

◆情報の受け手として、送り手として
「専門の先生でもこれからどうなっていくかわからないって、なんかちょっと不安」とリカ。「だからこそメディア・リテラシーを身につけていかなきゃいけない」とコーヘイが言った。「うん」とリカが頷く。「そうだな。まずは、いろんなメディアの特性を理解する。その上で、受け手として情報を読みとく力をつけること」と後藤さんが話す。「それに送り手として情報を表現し、発信する。さらには、メディアがどうあるべきかを考え行動できる力が求められてる」とキョウコさんが言う。「リカ、どう思う?」と後藤さんが聞いた。

◆みんなでルールを作る?一人ひとりが考える?
「うーん。メディアがどうあるべきかみんなで話し合って、本当の事だけを伝えるようにするとか、ルールを作ればいいと思うな」とリカは答える。すると、「それだと、メディアが自由に発信できなくなる恐れもある。僕は、一人ひとりで積極的に考えて、意識を高めることが大切だと思う」とコーヘイ。それに対して「一人ひとりが考えるだけでうまくいくのかな…」とリカ。「じゃあ、メディアのあり方について、みんなで話し合ってルールを作るべきか、一人ひとりが積極的に考えて意識を高めるべきか」と後藤さんが問いかける。「うーん。一人ひとりが積極的に考えることも大切なんだけどなぁ…」とリカ。「たしかに、みんなで話し合ったら見えてくるものもあるもんなぁ…」とコーヘイ。考え込んでしまう皆であった。
                

—完—

芦田愛菜_メディアタイムズ第20回001 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回002 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回003 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回004 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回005 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回006 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回007 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回008 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回009 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回0010 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回0011 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回0012 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回0013 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回0014 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回0015 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回0016 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回0017 芦田愛菜_メディアタイムズ第20回0018

メディアタイムズ2018年度第19回「どうやって作られる?イメージ」に芦田愛菜

2月21日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第19回「どうやって作られる?イメージ」。

◆吹き替えによってイメージが作られる?
「はじめまして、リカです。よろしくお願いします」。「かたすぎるよ。もっとリラックスして」。リカのクラスに今度アメリカからの留学生が来るため、リカは話しかける練習をしているようだ。相手はアメリカ人だから、もっと明るく声も大きく!と後藤さんがアドバイスする。「みんながイメージしているアメリカ人って、ドラマの吹き替えそのままみたい」とキョウコさん。すると、「あ~確かに。アメリカの人って何か、『ハーイ』とか『オッケー』とか、明るくやり取りしてるイメージがある」とリカが話す。吹き替えによってイメージが作られてるってことか」とコーヘイ。「知り合いで映画とかの吹き替えを作る翻訳家がいるけど、取材してきたら?」と後藤さんが提案。「オーケイ。ボクニマカセテ」とコーヘイは言うのであった。

◆映像翻訳家を取材
・主人公の人がらを分析
今回取材したのは、映像翻訳家。外国の映画やテレビ番組を数多く日本語に翻訳してきた人だ。今回、映像翻訳家が翻訳するのは、釣り人のマイクが世界中を旅しながら珍しい魚を釣っていく、アメリカのドキュメンタリー番組『プロアングラーの世界釣り巡業!』という番組。翻訳する前に映像翻訳家は、主人公マイクの人柄を分析。「いかにもアメリカ人らしい、明るくて元気な人なんですけど、その反面、とった魚を川に返したり、心のやさしいところもあるんですよね」と映像翻訳家は話した。

・主人公のイメージが伝わるような一人称
翻訳で最初に大事なのは一人称を決めることである。一人称とは、話している人が自分自身をしめす言葉。英語の一人称は一種類しかなく、どんな人でも”I”を使用する。一方で日本語は、「ボク」、「オレ」、「ワシ」など様々な種類があり、翻訳す時にはその人のイメージに合ったものを選んでいく。映像翻訳家はマイクのイメージから「ボク」を使うことに決定。「ワーワーさけんでいるシーンがあったので、『オレ』かなとも思ったんですが、繊細なところもある方なので、『オレ』より『ボク』かなと」映像翻訳家は話した。

・口調や表現にもこだわる
マイクの口調にもこだわる映像翻訳家。「食べる」を「食う」、「小さい」を「ちっこい」と表現。気さくで楽しい人柄を出していく。さらにマイクらしさを表現するためにこだわったセリフ。それは、マイクが苦労の末に大物を釣り上げたときの、”Never give up!”というセリフだ。「ネバーギブアップ」とは「あきらめない」という意味である。最初は映像翻訳家も『絶対に諦めない』と訳していた。しかしマイクの親しみやすさがもっと出る表現はないかと考えた。それが、『あきらめちゃダメだ』。「見ている人たちにも語りかけている口調を出してあげるほうが、よりマイクさんに近い気がしました」と映像翻訳家は言った。

・吹き替え収録中も細かく修正
日本語吹き替えの収録日。演出家や技術スタッフとともに収録を進めていく。「今回はルイジアナ州ニューオリンズ…」。マイクの声を担当する声優の桑原敬一さん。「ニューオリンズは水路と深く結びついているんだ。商業も漁業も洪水もね…」(桑原さんの吹き替え)。すると、「『商業も漁業も洪水もね』って全部同じ言い方だったんですけど、洪水に関しては『面倒な、迷惑なものもね』っていう色がほしいかな」と映像翻訳家。収録中もセリフにこめた意図を伝え、細かい修正を行っていく。

・自分の受けたイメージをいかに伝えていくか
映像翻訳家がこだわっていた「ネバーギブアップ」は一体どうなったのか? 完成したのがコレだ。「うおー、あきらめるな!あきらめちゃダメだぁ!」。仕上がりに映像翻訳家も思わず「アハハハ」と笑っていた。イメージ通りにいったようだ。「いかに自分の受けたイメージで伝えていくかがすごく大事になると思うんです。ただ英語を日本語に訳すという事ではなくて、言葉づかいも細かくこだわらないと、イメージをうまく伝えることはできないと常に思うんですよね」と映像翻訳家。

◆吹き替えによってイメージが左右される
映画やドラマの吹き替えにはわかりやすくイメージを伝えるためのアイデアがつまってる。だが、吹き替えによって、演じている外国人に合ったイメージになる事もあれば、違ったイメージになる事もある。「これ見て」と後藤さんが、アメリカのトランプ氏がメキシコとの国境問題について演説している映像を見せる。1つ目の吹き替えは、『メキシコとの国境に壁を作ってやるぜ!』。もう一つは、『わたしはメキシコとの国境に壁を建設しようと思います』であった。「全然印象がちがう」と驚きを見せるリカ。

◆印象でも左右されるイメージ
「じゃあこれはどう?同じ友だちの写真なんだけど、印象がずいぶん違うでしょ」と今度は後藤さんが二つの写真を見せる。「仮に、彼が詐欺事件の犯人だとしたら、どっちの写真がふさわしい?」と聞かれ、リカとコーヘイが「こっち」と言いながら表情が暗いほうの写真を指差した。「明るいイメージの写真だと、見た人にこの人が犯人だってすぐに伝わらないんじゃないかな」とコーヘイ。「それは情報を伝える側の見方だね。リカは?」と後藤さんはリカに写真を見てどう感じたか聞く。「テレビとかで見る犯人の写真だったら、こっちの暗いイメージのほうがすんなり見られるなって」とリカ。「それは受け取る側の見方だよね」と後藤さん。

◆気をつけるべきは伝える側?受け取る側?
「二人とも、事件を起こしそうな人はこういう人ってイメージが定着してるのね。そういうの、『ステレオタイプ』って言うのよ」とキョウコさんが二人に向かって話す。後藤さんが「『ステレオタイプ』は、伝える側がわかりやすいイメージを持たせるには便利である一方、受け取る側が偏ったイメージを持つ原因になる事もある。」と。するとリカが「伝える側は、悪そうな顔のときだけじゃなくてやさしい表情の時もあるってことを伝えるべきなんじゃないかな」と言う。それに対し「それだと伝わりにくくなると思う。偏ったイメージを持たないように受け取る側が気をつければいいんじゃないか」とコーヘイ。「ステレオタイプについて気をつけるべきなのは伝える側?それとも受け取る側?」とキョウコさんに言われ、最後考え込むリカであった。

芦田愛菜_メディアタイムズ第19回001 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回002 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回003 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回004 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回005 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回006 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回007 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回008 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回009 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回0010 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回0011 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回0012 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回0013 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回0014 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回0015 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回0016 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回0017 芦田愛菜_メディアタイムズ第19回0018

メディアタイムズ2018年度第18回「どうあつかう?統計調査」に芦田愛菜

2月7日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第18回「どうあつかう?統計調査」。

◆アンケートの集計をグラフにしたい
いきなり後藤さんがみんなに「はい注目!今ピザとったら食べる人?」と声をかける。ところが、でもだれも返事をせず作業中。「リカちゃんは今それどころじゃないんです」とキョウコさんが言う。リカは、「クラスのみんなから、テレビやインターネットをどれくらい見てるかっていうアンケートをとったんだけど、これ今週中に集計しなきゃいけなくて」。「男子と女子で差がけっこうありそうだから、それがよくわかるグラフにしたいと思っているんだけど」とリカ。すると、「こないだ調査会社に取材に行った映像、参考になるんじゃないかしら?」とキョウコさんはコーヘイに言う。「へー気になる」とリカ。そしてコーヘイに頼まれた後藤さんは、その映像を再生し始めた。

◆調査や集計を行っている会社を取材
・消費者の関心や生活についての調査
今回取材したのは、色々な調査や集計を行っている会社。企業からの依頼のほか、独自の調査も行ってる企業。食べ物に関するアンケートや、消費者の関心や生活に関わることなど調べている。集計データは、商品やサービスの開発などに役立てられる。この日は食事に関するアンケートについて、打ち合わせが行われていた。今回は、年齢・性別・仕事によって食事にどのような違いがあるのか、などについて調査。

・重要なのは質問の設定
調査を行うとき、重要なのが、質問をどのように設定するか。もともと考えられていた質問と、チームマネージャーが質問を直したもの。どちらにも『あなたが朝ごはんとしていちばん食べている組み合わせをお知らせください』という質問があるが、質問の始めに『最近1ヶ月間についてお考えください』という言葉が加えられていた。これは、質問に期間が書かれていないと、何時のことを答えるのか人によって差が出てしまう為である。きちんと期間を区切ることが大切。さらに質問の中の『土日』という言葉を土曜日や日曜日が休日ではない人もいる事から、『休日』という表現に変更。チームマネージャーは「アンケートに回答するのは男性も女性もいれば、若い方、年配の方もいる。すべての方が同じように考えられる質問のしかた、選択肢の表現をすることがいちばん大事。」と言った。ポイントなのは、答えやすい質問作りだ。

・伝えたい内容に応じてグラフを選ぶ
作られた質問の結果をもとにし、データを集め、今度はまとめていく。例として『肉・魚・野菜のなかで最も好きなおかずは?』という質問に対する回答のまとめ。円グラフや帯グラフは、データを割合(パーセント)で示したい場合によく使用されるグラフだ。この円グラフからわかるのは、男の人には肉が好きな人が多いということだ。円グラフの特徴は、どの回答の割合が多いか、パッとひと目でわかる事。一方、帯グラフを使用すると年代ごとの特徴がよくわかる。年齢が上がるにつれて、魚が好きな人の割合が増えている。このように、伝えたい内容に応じてグラフを選び、わかりやすく見せていく。

◆正確な調査のむずかしさ
「なるほど。調査結果をわかりやすくするためにいろんな工夫がしてあるんだね。参考になる」とリカは話す。「でも、正確でわかりやすい調査を目指していても、その結果が世の中の意見とは全然違ったものになってしまうことがある」とキョウコさん。コーヘイが「正確な調査がいかに難しいか、よくわかる話がある」と言う。「なになに?」とリカ。すると、コーヘイが1936年のアメリカ大統領選挙。話をし始める。

◆230万人の回答と3000人のアンケート結果
コーヘイが「『リテラシーダイジェスト』という雑誌は230万人もの読者から回答を集め、共和党ランドン候補の勝利を予想。これに対し、調査会社のギャラップ社は、3000人へのアンケート結果から民主党のルーズベルト候補の勝利を予想」と大統領選挙について話をする。「3000人?さっきり随分少ないね」とリカは言う。「さあ、選挙に勝ったのはどっち?」と問題を出す。「うーん。聞いた人数で考えるとランドン候補が勝ちそうな気がするけど」とリカ。「結果はルーズベルト候補の勝利!」とコーヘイが明かす。リカは「えーっ。230万人から聞いたのに?」と驚きながら言う。「実はアンケートをとった方法がカギをにぎっていた」とコーヘイ。

◆調査する人にかたよりが出ないように
コーヘイは「リテラシーダイジェストがアンケートをとったのは、雑誌の読者。当時この雑誌は富裕層、つまりお金に余裕がある人が買っていた」と話す。「もしかして、お金持ちの人がランドン候補を応援していたとか?」とリカ。「一方のギャラップ社は、たとえ人数が少なくても調査する人の特徴にかたよりが出ないよう様々な人にアンケートをとって、予想を見事当てた」とコーヘイは言う。「調査する人数が多ければいいっていうわけでもないんだね」と、リカが話す。「この選挙がきっかけになって、より正確な調査方法が研究されるようになっていった」と後藤さん。

◆調査結果の見せ方次第で…
「正確な調査が出来たとしても、その結果をどうやって見せるか、気をつけないといけない」とキョウコさんは言う。「正確な調査結果も、見せ方次第でいくらでも印象を変えることができる」と言い、後藤さんはボードに円グラフを描き始める。「ある意見に対して『賛成』が30%、『反対』が30%、『どちらでもない』が40%という調査結果があるとしよう。これが、『賛成』が30%、『賛成ではない』が70%という言いかたも出来る」。「あ~本当だ。賛成していない人が多いみたいに見える」とリカ。「逆に、『反対』が30%、『反対じゃない』が70%とも伝えることがでますね」とコーヘイ。「あ~今度は、賛成している人が多く見えるね」とリカが言う。

◆データだけをしめす? データからわかることも伝える?
「『ピザ食べる人?』って聞いたときみんなシーンとしてたから、『ピザをとることに反対ではない…100%』という結果にもできるでしょ」と、さっきのピザの話をする後藤さん。「ん~・・まぁ確かにそうだけど・・」とリカ。「調査した結果をどういう風に見せているのか見極めないと」とキョウコさん。「だったら、集めたデータはすべてそのままの形で伝えないといけないっていうルールを決めればいいのに」とリカが話す。一方でコーヘイは「でもデータだけだとわかりづらいこともあるから、データからわかることも伝えるべきなんじゃないか」と言う。「じゃあ、データからわかることも伝えるほうがいいのか、データだけを示して何がわかるかは伝えないほうかいいのか、どっちだろう?」と後藤さんが言い、最後は「うーん…」と考え込むリカであった。

芦田愛菜_メディアタイムズ第18回001 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回002 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回003 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回004 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回005 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回006 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回007 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回008 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回009 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回0010 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回0011 芦田愛菜_メディアタイムズ第18回0012

メディアタイムズ2018年度第16回「話題を巻き起こす!PR」に芦田愛菜

1月10日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第16回「話題を巻き起こす!PR」。

◆芽出菜市が、急にメディアに取り上げられるように!?
タブレットでニュースを見てたコーヘイが「芽出菜市に他の町から移り住んできた人、大幅アップ」と言う。どうやら新聞とかで取り上げているからのよう。後藤さんが新聞を見せる。そこには『住んでーな 芽出ー菜』というキャッチコピー。後藤さんが言うには、駅前でやっていたイベントなどでも使用されていたキャッチコピーのよう。どうやら、それがメディアの人の目にとまったようだ。

◆きっとPR会社が関わっている
そこへ「それだけじゃないよ」とリカが話に入ってくる。「じゃーん! 芽出菜市のマスコット『めでなっち』でーす!」と、ペンケースにつけた『めでなっち』のストラップを見せるリカ。ところが、「これは…」、「変だな」と皆は言う。すると、「えーっ、カワイイじゃん! 最近テレビにもよく出てるんだよ」とリカ。「芽出菜市が急にいろんなメディアに登場するようになったということは、きっとPR会社が関わっている」とキョウコさんは言う。「何?PR会社って」とリカ。その質問に、「いろんなメディアに取材してもらえるように、イベントなんかの企画を考えたりする会社」と後藤さんが答える。そしてコーヘイはPR会社へ取材に向かう。

◆PR会社を取材
・商品やサービスの魅力を広める
訪問したのは、大手のPR会社。様々な商品やサービスの魅力をどう広めていくかを常に考えている。例えば、震災で営業が不可能になった福島県のレジャー施設を盛り上げるため、フラダンスチームが全国をまわるイベントを企画してきた。イベントを通じ、盛り上げようとしたという事だ。「まさにPR」と後藤さん。リカは「それって、CMとかの広告とはちがうの?」と聞く。いいところに気づくリカであったが、「実はちょっとちがうんだ」とコーヘイ。

・広告とPRの違い
広告の場合、企業が自分達で作ったCMをテレビやウェブで流したり、キャッチコピーを新聞に掲載したりし、皆に直接魅力を伝えるのに対し、PRはイベントを開き、他のメディアに取材してもらったり、売りたい商品に関わるグッズを無料配布をしたりし、口コミにつなげたりする事で、皆に間接的に魅力を伝えるもの。実際どのようにPRをするのか、企画を考えるプランナーを密着取材。

・アプリをPRせよ
プランナーが向かったのは、健康関連の商品を作る大手製薬メーカー。新たに開発したアプリをPRするよう依頼された。このアプリは、子どもが書いた料理の絵をカメラで読み取り、自動でメニューを判別。その作り方と、栄養バランスのとれた付け合わせを提案してくれるというアプリだ。「子どもを主役に、食や栄養について親子でコミュニケーションをとりながら、アプリを利用して一緒に学んで欲しいと考えている」と、大手製薬メーカー。一体どのようにしてPRをするのか。

・オリジナルソングを公開
後日、依頼を受けたプランナーが向かった先は、都内にある音楽スタジオ。このアプリのオリジナルソングを作り、動画共有サイトなどで公開する事に。歌ってくれるよう依頼したのは、音楽家の坂本美雨さん。プランナーの考えた作戦は、楽しい歌とアーティストとしての知名度を生かして口コミを広げるというものだ。

・アンケート調査も
さらに、イベントの企画もしていたプランナー。多くのメディアを呼ぶため、ある調査を実施した。調査したのは、親子と食卓との関係。1000人以上にアンケートをした結果、栄養バランスが保たれているか不安に思っている人が75%もいる事がわかったのだ。この情報をメディア関係者に伝える。「メディアは社会問題をよく紹介するという事から、栄養バランスのとれた献立を作れないと悩む親が多い事が問題になっていると示す事で興味を持ってもらい、取材してもらう作戦にした」とプランナーは言った。

・イベントまで企画
イベント当日。会場に選んだのは小学校。実は、このアプリを家庭科の授業で使ってもらうイベントを企画していたのだ。子どもたちやメディアの興味を引きつけ、イベントは無事終了。後日、各メディアを見てみると、新聞やウェブなど90以上のメディアで、授業やアプリについて詳しく紹介されていた。「どんなに良い商品であっても、多くの人に知っていただかなければ意味がない。私達の仕事は、それをメディアなどを使って多くの人に知っていただく事だと思う。」とプランナーは話していた。

◆政治家や政党も着目するPRの効果
「メディアや口コミを通して間接的に伝える。メディアが増えた時代だからこそ、より効果が出てる」とキョウコさん。「だから企業や自治体以外にもPRの効果に目をつけている人は少なくない」とコーヘイ。「政治家や政党から依頼が入ることも多い」と後藤さん。「聞いたことある。アメリカ大統領選挙にPR会社が関わってるって」とキョウコさん。アメリカでは、選挙は『PRの戦い』って言われることもあるそうだ。

◆印象をよくする情報しか伝わらない?
「ふーん。でもPR会社を通してニュースになった場合、その政治家の印象をよくする情報しか伝わらないって事もあるんじゃない?」とリカが言う。「そのニュースが、PRをそのままニュースにしているかどうか、見ただけじゃわからない事もある」と続けて後藤さん。「え? じゃあ、その政治家のよくない所が全然わからないじゃん。良い所ばっかり伝えられるんだったら、そんなニュースは見ない方がいいかも」とリカ。「それだと、その政治家のことが全然わからなくなっちゃう。たとえ良い事だけだとしても、やったことが事実なら見たほうがいいと思う」とコーヘイ。

◆いいことだけを伝えるニュースは、参考にする・しない?
「じゃあ、どっちがいい? そのニュースがいいことだけ伝えていても参考にするべきなのか、悪いことを伝えていないなら参考にしないほうがいいのか」と後藤さんは言う。「うーん…」と考え込むリカとコーヘイ。「何かほかにいい方法はありませんかね?」とコーヘイが言い、「うん?」と考える後藤さん。最後は話し合いがが始まってしまうのであった。

芦田愛菜_メディアタイムズ01 芦田愛菜_メディアタイムズ02 芦田愛菜_メディアタイムズ03 芦田愛菜_メディアタイムズ04 芦田愛菜_メディアタイムズ05 芦田愛菜_メディアタイムズ06 芦田愛菜_メディアタイムズ07 芦田愛菜_メディアタイムズ08 芦田愛菜_メディアタイムズ09 芦田愛菜_メディアタイムズ010

メディアタイムズ2018年度第15回「どこまでつながる?SNS」に芦田愛菜

12月6日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第15回「どこまでつながる?SNS」。

◆SNSで知り合った仲間と旅行
「はい、おみやげ」。後藤さん。友人同士で旅行に行ったようだ。コーヘイが何処に行ってきたか聞くと、リカが「特撮好きの人達が集まって思い出のロケ地を回ったんだって」と言う。「最高だったよー。」と後藤さんは言う。写真とったりして楽しかったようだ。キョウコさんが何処で知り合ったのか聞くと、後藤さんは「SNSで知り合ったんだ」と言った。写真を見てみると、大人5人が戦隊ものの決めポーズをしている。するとキョウコさんが、「待って。後藤さんだけ何? このポーズ!」と言う。後藤さんが言うには、自分の決めポーズはメディアタイムズのポーズのようだ。

◆世代をこえて人とつながるSNS
すると、「僕くらいの年の人もいる」とコーヘイ。「世代をこえていろんな人とつながって交流できるのも、SNS、ソーシャル・ネットワーキング・サービスのおかげ。お互いの知らない情報も交換できるし、熱いトークもできる」と後藤さんが語る。「やったことないけどなんか楽しそうだね」と興味を持ったリカ。「リカちゃんもいっしょに、SNSを取材してきた映像をチェックしましょ。SNSってどんなものなのか、リカちゃんにも伝わると思う」とキョウコさん。

◆SNSを取材
・投稿のやりとりで広がる世界
取材したのは、SNSを管理・運営している某会社。この会社は2004年に設立。世界中にオフィスがあり、安心してやりとりできるようサービスを提供している。世界全体での利用者は22億人以上。世界最大のSNSだ。どんな事が出来るのかというと、自分の身のまわりの出来事や旅の思い出を、文章や写真、動画で投稿することが可能。その投稿を見た人は、感想を送ったり、感じたことをマークで伝えたりすることができる。多くの人を引きつけているこのSNSの特徴を、広報担当者に聞いた。

・ “グループ”機能で仲間がつながる
「“グループ”という機能があって、共通の趣味、関心、目的に応じて、人と人同士が繋がり合ってコミュニティを築くことができる」。例をあげると、共通の趣味を持つ人や、同じなやみをかかえている人、同じ学校の卒業生同士などがSNS上で集まって、グループを作ることが出来るという事だ。ここで情報交換や話し合い、「実際に集まろう」という呼び掛けなどが行われている。「身近にいる方だけでなく離れた場所にすんでいる人、さらに、日本だけでなく世界の人とつながりあって、一人では出来なかった事を、みんなでやりとりすることによって実現していけたらと思う」と広報担当者は話していた。

・ボランティア仲間を集めようと
実際にSNSを使って活動している人を訪ねた。香川県で会社を経営している方(大崎さん)だ。2018年7月の「西日本豪雨」の際、多くの被害を受けた四国の被災地を、ボランティア活動で支援しようと考えたのだ。ボランティアをする仲間を集めようと使ったのが、このSNS。大崎さんは、過去に取り組んだボランティアで、恥ずかしい思いをしていたそうだ。2011年にニュージーランドで起きた地震や東日本大震災で支援をしようとしたが、限られた人数ではできないことがあると気づいたのだ。

・より多くの仲間を集めるために
「SNSが普及していないときは、ボランティアをしようとしても募金活動をしようとしても、インターネット上で活動できな為、駅前に行って募金箱を持ってみんなで声高に叫ぶ事しか出来ず、活動が限られていた」と大崎さん。こうした経験から、SNSを使ってより多くの仲間を集めようと考えたのだ。結果的にSNSを使った西日本豪雨被災地へのボランティアの呼び掛けに対し、日本全国から「ボランティアに参加したい」というコメントが寄せらせた。

・「共感」から「行動」につなげる
ボランティア当日。大崎さんの呼び掛けに共感し集まったのは、大学生を中心とした16人。被災地のために何かしたい、という同じ思いが集まったメンバー同士。協力して作業を行います。浸水した床下の泥を運び出したり、畳の汚れを綺麗に拭き取ったり。被災者は「作業には人数が必要。本当にボランティアの若い人にやってもらって助かる」と言っていた。「本当に色々人がやりたい事に共感してくれて、そこから思い思いの行動につなげる機会になったと思う。これを継続していければと思う」と大崎さんは話していた。

◆自分と考えの合わない人ともつながってしまう
「一人じゃ難しい事も、沢山の人とつながることで行動が起こせる。まさに、SNSのいい使い方だ」と後藤さん。しかしながら、SNSは自分と考えの合わない人とつながりが出来てしまう事もあるのがSNSだ。コーヘイが、「この前SNSで、好きなマンガについてつぶやいたら、『そのマンガはつまらない』って言っている人がいて、いやな気持になった。」とSNSでの出来事を話した。この出来事は、その後『あなたはマンガを全然わかっていない!』とコーヘイが返信してしまい、言い合いになってしまったそうだ。

◆自分と考えがちがう人との関わりは?
「その人の投稿を見ないように設定して、今は好きなマンガを好きな人とだけつながってる」とコーヘイ。するとリカが「うん。そのほうがいいね」と言う。すると「自分と考えが違う人と関わらないことは、良いことばかりじゃないと思う」と後藤さん。コーヘイに、「その人が面白いと言っていたマンガを読んでみた?」と後藤さんが聞いてみると、「まだ読んでません」とコーヘイは言った。後藤さんが言うには、つまらないと言われるのは嫌だけど、知らなかったものを知るチャンスかもしれないとの事だった。

◆似た考えの人か、違う考えの人か
「自分と考え方がにた人ばかりを選んでると、偏った見方になっちゃうかもしれない」と後藤さんは言う。「うーん」と全員が考えむ。「自分と似た考えの人とだけ繋がるべきか、自分とちがう考えの人とも繋がるべきか。」とキョウコさん。たしかに、自分と似た考えの人とだけつながると楽しいのは確かだが、偏った考えになる可能性も否定できない。最後は、「でも、自分とはちがう考えの人とつながると、世界は広がるけど、いやな思いもするかもしれない。何かいい方法はないのかな…」と考え込んでしまうリカであった。

芦田愛菜_メディアタイムズ_第15回001 芦田愛菜_メディアタイムズ_第15回002 芦田愛菜_メディアタイムズ_第15回003 芦田愛菜_メディアタイムズ_第15回004 芦田愛菜_メディアタイムズ_第15回005 芦田愛菜_メディアタイムズ_第15回006 芦田愛菜_メディアタイムズ_第15回007 芦田愛菜_メディアタイムズ_第15回008

メディアタイムズ2018年度第14回「“心を動かす”キャッチコピー」に芦田愛菜

11月22日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第14回「“心を動かす”キャッチコピー」。

◆思いをそのまま文字にする?
メディアタイムズのオフィに、何やらぶつぶつ言いながら入ってきたリカ。するとリカが「学校でね、自分のおすすめの本を皆に読んでもらうためにキャッチコピーをつけるっていう宿題が出たんだけど、なかなか良いのが思いつかなくて」と言う。すると「難しく考えすぎ。本への熱い思いをそのまんま文字にすればいい。俺、結構得意。」と言う後藤さん。そして、キョウコさんに「メディアタイムズ社のキャッチコピーを考えて」と言われる後藤さん。「まかせなさい」と後藤さんは言うのだが。

◆後藤さんが考えたキャッチコピー
後藤さんが考えたキャッチコピーは、『メディアタイムズ 入れば人生 おめでタイムズ』であった。「なんでダジャレ?」「思ってたより3倍ひどい」と、リカもキョウコさんも、これには呆れてしまう。そこへ、コーヘイがオフィスへ帰ってくる。コピーライターの取材に行ってきたコーヘイ。後藤さんの考えたキャッチコピーを見て、「何ですか、これ?」と言いかけたが、「すごくいいキャッチコピーじゃないですか!」と言うコーヘイ。「ほら! わかる人にはわかるんだよ!」と後藤さんは喜ぶのだが、あきれるキョウコさんであった。

◆コピーライターを取材
・キャッチコピーは心が動く言葉
訪ねたのは、コピーライターの担当者。コピーライターとは、商品や企業を宣伝するためにキャッチコピーを書く人の事。担当者は、カップラーメンや化粧品などの商品のキャッチコピーを作る仕事をしている。例えば、若い女性向けのデパートのキャッチコピー。『一生懸命外見を磨いたら、とっておきの内面が見えてくる』。担当者は、「その言葉を見て、欲しくなっちゃうとか、行きたくなっちゃうとか、買いたくなっちゃうとか、そういうふうに心が動く。そういう機能がある言葉がキャッチコピー」と言っていた。

・ねらいとターゲットを決める
どうやってキャッチコピーを作成しているのか、その様子も取材。今回は神奈川県にある高校から、学校のキャッチコピーを作って欲しいという依頼。この学校は2019年、学校名を変更する事になったそうだ。そのため、新しいキャッチコピーが必要との事。担当者は、まず学校の理事長にキャッチコピーのねらいとターゲットを聞き出す。狙いは、「女性としてこの学校で学ぶこと、生きていくことが楽しくなる、前向きになる言葉」。ターゲットは、「在学中の生徒、入学を考えている中学生」との事だった。

・考える作業(何を伝えたいか整理する)
次の日。キャッチコピーを作る作業を見せてもらう事に。まずは考える作業。必要なのは、すぐに書き出すのではなく、ターゲットに何を伝えたいのかをまず整理して考える事。今回、担当者が伝えたいと考えたものとは…。担当者は「学校のキャッチコピーって、『なりたい自分になれる』とか理想で終わっているものが多い。もう少し、理想だけじゃない具体的な提案が感じられる言葉のほうが、生徒には届くのかなと思う」と言っていた。

・書き出す作業(頭にうかんだ言葉を書き出す)
伝えたいことが決定したら、次は頭に浮かんだ言葉を書き出していく作業だ。思いついた言葉をひたすら書き出していく。担当者は、一週間でおよそ300案ほど考えたそうだ。300案の中から選んだのは、10案。そして、デザイナーとともに、ポスターになったらどう見えるのかを確認しながら、さらに絞り込みを行う。

・しぼりこむ作業(ねらいやターゲットに合う言葉を残す)
『3年間、伸び放題。』、『最短距離で、なりたい自分に。』。この2つのコピーは、どの学校でも言えるという理由で、候補から外す事に。『夢は、大胆に。手段は、緻密に。』は、押し付けがましいという理由で、没となった。最終的にプレゼンに持っていく4案が決定。『夢ひろげる心。夢かなえる力。』『右手に実力。左手に魅力。』『好きなことで、役に立つ。』『わたしを 生かせる わたしへ』この4つであった。

・いいところを見つけて伝える言葉
いよいよ学校へプレゼンテーション。4つの案を提示すると…。「なるほどねってすごく思った。どれも、いまの子どもたちがこれから生きていくための言葉という印象がある」と理事長にも共感してもらえた。そして決まったキャッチコピーが、『夢ひろげる心。夢かなえる力。』。最後に、キャッチコピー作りの大事なポイントを担当者に聞いた。「いい所をしっかり見つけて、そのいい所を知らない人たちに伝わるように言葉にしてあげる、というのがキャッチコピーの考え方」と担当者は話していた。

◆いいキャッチコピーはワクワクする
「キャッチコピーは、伝えたいもののいい所を見つけ、それをきちんとターゲットに伝わる言葉で表現することが重要」とコーヘイは言う。その言葉に「いいキャッチコピーはなんかワクワクするよね」とリカ。「そこで、ぼくも考えちゃいました」と言い、コーヘイが考えたのは 『世の中に役立つ情報届けます メディアタイムズ』。ところが、皆はいまひとつのよう。「悪くないけど、そのまますぎない?」とリカが言う。キョウコさんは「伝えたいことはよくわかる」と。すると、コーヘイが考えたキャッチコピーをみて、後藤さんが何かを思いついたように「あっ!」と言う。

◆大げさな表現はいい?いけない?
後藤さんが考えたキャッチコピーは、 『世界を舞台にあらゆるメディアをあなたに紹介 メディアタイムズ』であった。「ちょっと言いすぎじゃない?」とリカは言う。キョウコさんも、あまり大げさだと、大きい会社みたいに勘違いする人もいるのでは?とイマイチ納得がいかない様子。「でも志は大きく表現しないと、応募してくれなくない?」と後藤さん。「多少地味でも、メディアタイムズがどんな会社かよくわかるほうがいいと思うけどなぁ」とコーヘイ。最後は、『少しでも大げさに表現してはいけないか、ある程度なら大げさに表現してもいいか。どっちがいいキャッチコピーなんだろう』と考え込んでしまうリカであった。

芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_001 芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_002 芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_003 芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_004 芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_005 芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_006 芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_007 芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_008 芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_009 芦田愛菜_メディアタイムズ11月22日_0010

メディアタイムズ2018年度第12回「伝える意図を明確に 映像編集」に芦田愛菜

10月25日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第12回「伝える意図を明確に 映像編集」。

◆リカの相談
昔のドラマにハマッているコーヘイ。ディレクターのまねをしている様子。後藤さんとキョウコさんは、それを見て呆れ顔。そこへ、リカが相談にやってきた。「学校の授業、町でで評判のケーキ屋さんを紹介しようと、撮影して編集しているんだけど、なかなかうまくいかなくて。で、プロの皆からアドバイスもらおうかなって」という内容だ。すると「お父さんにまかせなさい」と後藤さんが言う。

◆ケーキ屋さんをしょうかいする映像
リカがタブレットで映像を見せる。それは画面に映ったケーキ屋さんが、イチオシのケーキについて話している映像だけ。コーヘイは「イマイチ」と。キョウコさんは、「全然伝わらない」とマイナス評価だ。すると後藤さんが、「お店を外からとった映像ある?」と聞く。リカは「うん」と答えると、「ケーキの映像をつけて、説明のナレーションも入れる。ちょっとやってごらん」とリカにアドバイス。

◆「編集でずいぶん変わるんだね」
編集して20分後…「できた!」とリカ。まず、お店の外観と『こちらが、今まちで評判のケーキ屋さん』と、リカのナレーションで始まり、店長を紹介する。店長が『これがいま、うちでイチオシのケーキです』と言ったところでお店のケーキをうつす。その映像に、『厳選したブランドイチゴと濃厚生クリームのコラボレーション』という言葉を上手く被せ、『ぜひ一度、ご賞味ください』と言う店長の映像でラストを飾った。「ずいぶんよくなった」とキョウコさん。リカは「編集でだいぶ変わるんだね」と。するとキョウコさんが、「そうだ、コーヘイくん。番組の編集を取材した映像、リカちゃんに見せてあげて」と言う。

◆映像編集者を取材
・情報番組の予告映像を編集する
今回取材したのは、映像編集の担当者。NHKの情報番組『ガッテン!』の予告映像を担当している方への取材だ。『ガッテン!』は、普段の生活での疑問を、さまざまなアプローチで徹底解明する番組。今回のテーマは、「ピーマン」。ピーマンの魅力を伝える45分の番組をより多くの人に見てもらうために、25秒の予告動画を作るという。ピーマンが嫌いではなが好きでもないという人をターゲット。「ピーマン革命」というフレーズを考えたそうだ。

・否定して逆に魅力を強調
編集する担当者。映像を25秒にまとめた。「次回の『ガッテン!』は…。時は来た! 2018年、ピーマン革命。ピーマンの味が、激変する。もう、苦いだけなんて言わせない」という予告。そこからさらに、魅力的な予告にするために、映像に改良を加えていく。まずは、冒頭の映像を変更した。最初のカットで『ピーマンで感動したことがない』という、ピーマンに否定的なコメントに変更。あえてピーマンの否定から入ることで、逆にピーマンの魅力を引き立たせるというというのが狙いだ。

・魅力を具体的に表す映像を
まだ満足はしない。担当者が目をつけたのは、ゲストの「小籠包みたい」という言葉。ピーマンのジューシーさを小籠包にたとえたカットを入れた。そして完成した映像は、「次回の『ガッテン!』は…。『ピーマンで感動したことがない』。時は来た! ピーマン大革命。きらいだった子どもが、『おいしい』。…『小籠包みたい』」という映像だ。具体的になり、思わず見たくなる予告へと変わった。「意図とかねらいとか目的を理解し、それが相手に伝わるように映像を編集することが大事だ」と担当者は答えていた。

◆何を伝えたいかを考えて映像を選ぶ
「多くの人に見てもらうためにいろいろ工夫しているんだね」とリカ。何を伝えたいかを考えたうえで、それにあった映像を選ぶ。意図を持って編集することが大切。しかし気をつけなきゃいけない事は、編集によって映像がまったく違った意味にもなる事であると後藤さんは言っていた。

そしてある映像を見せた。それは・・・「ねえねえ、好きな食べ物は何?」と女の子が友達に聞く。聞かれた友達は、「ケーキ! あまいし、見た目もカワイイもん」と回答。「じゃあ、きらいな食べ物は?」と聞かれ、「ピーマン! 苦いし、においがきらい」と。

◆編集によって意味が変わる?
「ありそうな会話だね」とリカ。すると今度は編集を変えて入れかえた映像を見せる後藤さん。「ねえねえ、好きな食べ物は何?」と女の子が友達に聞きました。聞かれた子は、「ピーマン! あまいし、見た目もカワイイもん」と回答。「じゃあ、きらいな食べ物は?」と聞かれ、「ケーキ! 苦いし、においがきらい」と回答する映像だ。「えーっ? さっきと意味が逆になってる! ケーキは苦くないのに」とリカは驚く。「これが、”編集によって意味を変える”ってこと」と後藤さん。

◆現実そのものではないこともある
「これは事実をねじ曲げちゃっているから、作り手としてはやっちゃいけない行為」とコーヘイ。しかし実際では、それが行われていて、問題になっているケースもあるのが現状だ。メディアから流れる映像は、視聴者にとって魅力的な編集になっている。見る側も、現実そのものでは無い事を理解して見る必要があると言える。すると、後藤さんが「あ、そうだ。前にコーヘイと僕とで別々に編集したスポーツニュース用のサッカーの映像。あれもわかりやすい」と言いだす。そして、後藤さんの編集映像から見ることに。

◆同じサッカーの試合映像、編集がちがうと…
全体が把握しやすいカットで編集されていた。「試合全体の流れがわかるような編集」とキョウコさん。「どうやって得点が入ったのかよくわかるよね」とリカ。続いてコーヘイが編集した映像。迫力のある”寄り”のカットで編集されていた。「わぁ、すごい迫力! 臨場感があるね!」とリカ。「だれがけっているのか、ちょっとわかんない」と後藤さん。

◆試合の流れがよくわかる編集か、迫力がよくわかる編集か
「試合の流れがよくわかる後藤さんの編集、迫力満点のコーヘイくんの編集。映像は、多くの人に見てもらう事を目的にしている。だからコーヘイくんの、迫力のある編集の方が求められることが多いかも」とキョウコさん。「見てもらうために人を引きつけることも大事」とコーヘイ。しかしそればっかりだと内容がよくわからなくなる事もあるでは?と後藤さん。「試合の流れがよくわかる編集か、得点シーンの迫力がよくわかる編集か、どっちがいいと思う?」とキョウコさんに聞かれ、「うーん…」と考えこむリカとコーヘイであった。

メディアタイムズ_芦田愛菜1 メディアタイムズ_芦田愛菜2 メディアタイムズ_芦田愛菜3 メディアタイムズ_芦田愛菜4 メディアタイムズ_芦田愛菜5 メディアタイムズ_芦田愛菜6 メディアタイムズ_芦田愛菜7 メディアタイムズ_芦田愛菜8 メディアタイムズ_芦田愛菜9 メディアタイムズ_芦田愛菜10 メディアタイムズ_芦田愛菜11 メディアタイムズ_芦田愛菜12

メディアタイムズ2018年度第9回「何を選んで伝える?テレビニュース」に芦田愛菜

9月13日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第9回「何を選んで伝える?テレビニュース」。

◆「テレビニュースなんて…」
リモコンを取り合いをしているコーヘイと後藤さん。後藤さんは、どうやら近くに大型ショッピングモールができるっていうニュースが気になるようだ。「そんなのどのチャンネルでもやりますよ」とコーヘイ。「この番組がいい」と言う後藤さん。するとリカが、「テレビニュースなんてどれも同じでしょ」と。後藤さんとコーヘイに「リカ、おまえ何てことを…」と急に言われてしまい、リカは状況がのみ込めず「えっ、今何かわたし、変なこと…?」と言う。

◆「どれも同じ」なんて言ったら…
「リカちゃん、今、何て言ったの?」とキョウコさん。リカが「いえあの…テレビニュースなんて…」と言いかけ、「『どれも同じ』なんて言ってないわよねぇ」とキョウコさんがリカに突っ込む。キョウコさんは、もともとテレビ局でニュース番組を作ってたようだ。後藤さんが小声でリカに対し、『どれも同じ』なんて言ったら…」と言うと、「そういうこと早く教えてよ!」と、焦り気味になるリカ。そして「や、やっぱりこの番組がいいなぁ」とリカは言い直す。すると、キョウコさんのご機嫌を取るかのように「今回はテレビニュースの取材にしよう!」と後藤さんがコーヘイに提案。すると「わたしのテレビ局の知り合い紹介してあげるからしっかり調べて!」とキョウコさんは言うのであった。

◆NHKニュースセンターを取材
・テレビニュースはどう伝えられるのか
今回訪れたのは、東京にあるNHKのニュースセンター。国内外から24時間、様々なニュースが集まって来る。ニュースを伝える番組の一つが、平日21時から放送している『ニュースウオッチ9』というニュース番組だ。政治や経済の話題、天気やスポーツなど世の中のさまざまな動きを伝えている。今回は、この番組の編集責任者の一日に密着。テレビニュースがどう伝えられるのかを取材。

・新聞や他局のニュースをチェック
朝、10紙以上の新聞に目を通す。さらに、他局のニュースをチェック。その日に取り上げているニュースがどのようなものかをチェックし、参考にしているのだ。前の日、どのニュースがよく見られていたか、視聴率のチェックも必ず行っている。この日、取り上げようと考えたニュースは、アメリカ軍の輸送機などに関する政治の話題。メジャーリーグの大谷選手の活躍というスポーツの話題。人命救助をしようと土俵に上がった女性をめぐる社会の話題。そして、アメリカのキング牧師死後50年という海外の話題。

・ニュースをしょうかいする順番を決める
次は、それらを紹介(放送)する順番を決める。編集者が考えた順番は…最初に話題性のある大谷選手のニュース。見る人の興味を引きつけ、メインとなる話題である政治関連のニュースを伝える。次に、救命のために土俵に上がった女性の話題、そして海外の話題を伝える事にした。しかし、納得のいかない表情を浮かべる編集者。アメリカ軍の輸送機の話題と、女性が土俵に上がった話題を入れかえる事に。見る側の立場を考慮し、堅苦しい話を続けて見るよりも、命の話も重要と考えたようだ。

・コメントの言葉をぎりぎりまで検討する
命が掛かった状況であっても、女性は土俵に上がってはいけないという伝統を守るべきか、議論が起きていた。「女性も男性も考えるし、意見がきっと違うので、これは世に問うテーマじゃないかと」編集者は言った。最後は、キャスターが番組内で読むニュース原稿のチェックをする。結果、キャスターは『人命がかかっているときは、できる人が率先して行動するべき』というまとめのコメントを考えた。この「~するべき」という言葉が気にかかった編集者、別の言い方ができないものか、放送開始ぎりぎりまで検討を重ねるのであった。

・「視聴者といっしょに考えたい」という思い
放送開始。まずはスポーツや政治のニュースが伝えられる。そして、女性が土俵に上がった話題に。検討が重ねられた結果、まとめの部分は、『人の命がかかったときは、できる人が率先して行動するしかないなと思いました』となった。キャスターの感想にすることで、「視聴者といっしょに考えたい」という思いを伝える結論に至ったようだ。「ニュースを発信していく事で、世の中を住みやすく、良いようにしていきたい。暗いニュースの中にも、世の中をよくしていくヒントはあると思う。ニュースってこんなに面白く、生活に役に立つということを感じてほしい」というような事を編集者は語った。

◆丸っきり同じテレビニュースはない
「いろいろ考えて作られているんだね」とリカ。つまり、伝え手によって伝えたい事や伝えるための工夫が異なる。だから同じテレビニュースはないのだ。すると、近くに建設される大型ショッピングモールについてのニュースが始まった。テレビが伝えたのは、『このショッピングモール、すでに建設が終わった他の町では、駅前から客足が遠のき、地元の商店が次々と閉店に追いこまれている』というニュースであった。「地元の店をつぶしてまで作らないほうがいい」とコーヘイは言った。

◆専門家の意見は…
テレビでは専門家は、『建設すべき。毎日の買い物が一気に便利になる。しかもそこにアイスクリーム屋さんなどが出店すると、今まで商店街にはなかったグルメも楽しめるようになる』と言った。「楽しそう!」とリカ。しかし、「でもねリカちゃん。これはあくまでこの人の意見」「必ずしもショッピングモールが良いわけではなく、商店街のほうがいいっていう人もいる。アイスクリーム屋さんも出店できるかどうかわからない」とキョウコさんは否定的。「本当だとしても、マイナス面はないのかってことがわからない」と後藤さんも否定的な回答をした。

◆ニュースは事実だけ伝えればいい?
2人は否定的だが、「それはそうなんだけど、こういう意見を聞くと参考になるし…」とリカ。すると「でもやっぱり建設しないほうがいいんじゃないかな」とコーヘイ。ショッピングモールができたら、商店街に大きな影響が出る。商店が潰れたら、そこで働いている人も困ってしまう。という事だ。そして「このニュースは、曖昧なことは言わずに、事実だけ伝えてくれればいいのに」とコーヘイがさらに言う。

◆事実だけを伝えるか、意見も伝えるか
「こういう専門家の人はいなくてもいいのかな?」とキョウコさん。こういう意見を聞いてしまうと、事実に対して自分で考えたいのに、かたよった見方になっちゃうのではないか?とコーヘイは言う。確かに、コーヘイが言うこともリカが言うことも正論である。すると「ニュースはかたよった見方にならないよう『事実だけを伝える』べきか、専門家じゃないと気づかないこともあるから『意見も伝えたほうがいい』か」と後藤さん。最後は「うーん…」。「どっちだろう…」。考えこむリカとコーヘイであった。

メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜1 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜2 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜3 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜4 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜5 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜6 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜7 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜8 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜9 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜10 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜11 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜12 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜13 メディアタイムズ2018年第9回_芦田愛菜14

メディアタイムズ2018年度第8回「どこまでがOK?著作権」に芦田愛菜

8月23日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第8回「どこまでがOK?著作権」。

◆ただでマンガが読めるサイト?
マンガを読んでいるリカ。すると、「あ、『ストレッチマン』! 出たんだ」と言いながら、タブレットの『ストレッチマン』を見せ、「5分休憩」と読み始めるコーヘイ。すると…「コーヘイ!」と後藤さん。見つかっちゃったのかと顔をかくすコーヘイとリカだったが、「君はほんとに…えらい!」と後藤さんが言うと、「え?」となるコーヘイとリカ。「ちゃんとマンガを買って読んでるんだろ? 最近はマンガ家や出版社の許可なく、ただでマンガが読めるサイトで読む人が増えてるからね」と後藤さん。「いわゆる海賊版サイトね」とキョウコさん。

◆海賊版サイトの問題
「ちょっと見て」と後藤さんが皆にサイトを見せる。そのサイトは、マンガがたくさんならんでいる。「これ、何か問題あるの?」とリカ。マンガを買えば出版社やマンガ家さんにお金が入ってくるが、海賊版サイトでただでマンガを読むと、マンガ家さんや出版社にはお金は入ってこないとキョウコさんは言う。「それじゃマンガ家の人とか出版社の人たち、こまっちゃう。なんでこんなことするの?」とリカ。その答えは、サイトを運営している人たちにお金が入る仕組みで、マンガの横に広告がありそこで広告収入が入ってくる為だ。

◆許可なくマンガを公開するのは著作権侵害
「明らかな著作権侵害。著作物ってわかる?」と後藤さんがリカたちに聞く。「マンガとか、映画とか?」と答えるリカ。「写真や絵画、本や音楽も著作物」とコーヘイ。「そういう著作物の作者、つまりマンガや本だったらそれを書いた人。音楽だったら作曲家や作詞家。そういう人たちにあたえられた作品の権利が『著作権』」と後藤さん。「許可なくマンガを公開するのは、著作権侵害。これは見のがせない」とキョウコさん。「はい。バッチリ調べてきます!」とコーヘイ。

◆日本漫画家協会を取材
・被害額は半年でおよそ3200億円
今回訪れたのは、日本漫画家協会(日本漫画家協会は、2014年(平成26年)4月1日に設立された日本の公益社団法人で、漫画家の職能団体)。およそ1400人のマンガ家が会員となっている団体なのだそうだ。こうした事態に協会は、海賊版サイトに対する緊急声明を出した。そこには、『このままの状態が続けば、日本の色々な文化が、ついには滅びてしまう』というメッセージが。マンガの単行本と雑誌の全盛期の売り上げは、約6000億円。しかし最近では電子版(電子書籍)を合わせてもその7割程度だという。これは海賊版の影響ともいわれており、報告では被害額は半年でおよそ3200億円というのだから驚きだ。

◆マンガ家を取材
・マンガ作りの現場では
実際に海賊版の被害にあっているマンガ家を訪問。話を聞かせてくれたのは、マンガ家の赤松健さん。代表作は、『ラブひな』や『魔法先生 ネギま!』。赤松さんは、5人のアシスタントと共にマンガを作っているのだそうだ。細かな作業を繰り返し行い、丁寧に描く。下書きをした後、次の工程は「ペン入れ」。力の加減で線の太さに変化をつけながら、輪郭を整えていく。そして、影や背景を足していく。ストーリーが引き立つよう、入念に仕上げていく。

・マンガ家のやる気を失わせてしまう
1ページ完成するのに延べ8時間。「一生懸命、時間と命を削って描いた作品に関して、海賊版サイトの人達が金儲けを目的に安易にコピーして使うことに、すごく憤りを感じる」と赤松さんは言う。単行本発売日の翌日に海賊版サイトにあがってしまうのが現状。マンガが発売されて買ってもらえる、読んでもらえると期待しているマンガ家、新人マンガ家の気持ちを損ねてしまい、結果としてやる気を失ってしまう人が結構いるそうだ。

・許可を得て絶版マンガを公開するサイト
赤松さんは7年前にあるサイトを立ち上げた。そのサイトで公開しているのは主に絶版になった古いマンガ。およそ5000作品が掲載されていて、すべて無料で読める。これは海賊版サイトではなく、作者が掲載を許可したマンガばかりが並んだ、しっかりとしたサイトだ。サイト内には広告があるが、広告収入は作者に支払われる仕組みになっている。「絶版の作品を見て、『昔こんなおもしろい作品があったのか! 作者は今どんなマンガを描いているのだろう』と新作を買っていただく。という形で回していくのが目標」と赤松さんは言う。

◆「買う」ことはマンガ文化を支えること
「赤松さんのサイトで昔の作品を読んでくれる人が増え、引退したマンガ家が再び筆をとり始めたというケースもある」とコーヘイ。「『買う』という事は、マンガという文化を支えるという意味でもある」とキョウコさん。そのとき、「あ、これはまずいんじゃないか?」と後藤さん。画面を見てると『ストレッチマン』のようだが、宝石泥棒にビル爆破と、ストレッチマンが全然ヒーローではない。これは作者に無断で行っている『二次創作』といわれるもの。原作とは全然違う話をかいているのだ。

◆読者をまどわす「二次創作」
「本物って勘違いする人もいるんじゃないか?」とコーヘイ。昔、子ども達に大人気のマンガで、最終回を勝手に別の人がマンガにして販売したっていう事があったと後藤さんが言うと、あまりにも似ていたから、それが最終回だと思い込む人もいて、話題になったとキョウコさんも続けて言う。すると、「え、でもそれ、作者はすごくいやがるんじゃないかな」とリカ。「まあねえ、作品世界を全然ちがうものに変えちゃったわけだから」とキョウコさん。

◆二次創作を認めるべきか、禁止するべきか
「この悪いストレッチマン、けっこうウケるんじゃないかな」とコーヘイ。「確かに、原作の人気が高まるって事もあるかもしれない」とキョウコさんは言うが、「でも、やっぱり作者は嫌だと思うな」とリカ。「さらに面白いものが生まれたり原作の人気が高まったりする事もあるから、二次創作は認めるべきか?」と後藤さん。「作品を勝手に使ったり、違う話にしちゃうことは作者の気持ちに反するから、全部禁止するべきか?」とキョウコさん。「どっち?」と聞かれて、最後は考え込むリカ達でした。

メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜1 メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜2 メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜3 メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜4 メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜5 メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜6 メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜7 メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜8 メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜9 メディアタイムズ2018第8回_芦田愛菜10

メディアタイムズ第10回「フェイクニュースを見抜くには」に芦田愛菜

3月8日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は第10回「フェイクニュースを見抜くには」。

◆後藤さんもだまされたネットニュース
「ねえ、お父さん!見て見て、これすごいよ! 『渋谷のNHK、実は巨大ロボットに変形?』だって!」。あるニュースを見つけたリカが後藤さんに近寄り、タブレットを見せる。ところが「ふーん」と反応がイマイチの後藤さん。「リカ、それフェイクニュースだから」と言う。「フェイクニュース?何それ?」とリカ。すると「つまりウソってことよ」とキョウコさん。フェイクニュースと言うのは、SNSやメディアに載った間違ったニュースの事を言う。後藤も、実はそのニュースを見つけ、興奮していたのだとか。「まんまとだまされたよ」と悔しそうに話す後藤さん。

◆よかれと思って広めたニュースも
フェイクニュースには世の中を混乱させるものもあるようだ。2016年のアメリカ大統領選挙では、『ローマ法王がトランプ氏を支持』というニュースが流れ、選挙結果を左右したと言われている。日本国内でも2016年の熊本地震で、「動物園からライオンがにげた!」というフェイクニュースが広まり、情報を拡散した人は一時間に2万人とも。広めた人のなかには、早く地元の人に危険を知らせたいという思いもあったのだろう。そんなフェイクニュースを監視している人達が存在する。

◆記事や投稿を監視している会社を取材その1
・ネットの記事や投稿を監視
取材してきたのは、インターネット上の記事や投稿を監視している会社。SNSを中心にインターネット上の間違った表現や法律にふれる書きこみを、24時間、365日チェックしている。特定の人物や企業を傷つける言葉、事実と異なる投稿、住所や電話番号などの個人情報などを、人工知能AIがリストアップ。リストアップしたものを人間の目でチェックする。情報システム担当によれば、「意図的に悪意を持って、その人になりすましてニュースを発信するケースが多い」のだとか。

・月に1000万件の記事をチェック
実際の書き込みをもとに、投稿を再現。「ある政党に所属している候補が不正なお金をもらっているらしい」という書き込み。これは、「事実ではない可能性あり」と判断。ある学校の関係者を事件の犯人だとうったえた投稿。文章には、その人のメールアドレスも書き込まれていた。この様なネット上の記事や投稿を日々チェック。その数、月に何と1000万件。チェックする記事は年々ふえているそうだ。

◆フェイクニュースでお金をかせげる?
「でも、どうしてこんなフェイクニュースが生まれちゃうんだろう」とリカ。世の中には自分の作った嘘でみんなを騒がせている人も存在するようだ。フェイクニュースがネット上で注目されるとネットの広告費が入る。そのお金をかせぐ目的の人もいるのかもしれない。「フェイクニュースを作ることを仕事にしている人もいるんじゃないかな」と後藤さんは言うが、一見フェイクニュースかどうかわからないものもあるのが現状。すると「フェイクニュースを見ぬくコツを聞いてきたと」コーヘイ。

◆記事や投稿を監視している会社を取材その2
・発信元をさぐれ!
システム担当が言うには、SNSなどで配信されるフェイクニュースの見分け方には三つのポイントがあるそうだ。見分け方その1、「発信元をさぐれ!」。さっきの『渋谷のNHK、巨大ロボットに変形?』という投稿を例とする。「初めに、発信元がどこなのか確認する」と担当者。ニュースは、新聞やテレビ、ニュースサイトなどが配信している。記事を見ると、どこが配信しているかわかるようになっていることが多い。しかし、今回の巨大ロボットの場合は、SNSで個人が投稿しただけの記事であり、取材に基づいた情報なのかわからない。

・ほかのメディアも調べてみる
見分け方その2、「ほかのメディアも調べてみる」。同じニュースを他のサイトで紹介しているページはないか確認。SNSだけではなく、新聞やテレビ、ニュースサイトなどでも取り上げているかどうかチェック。事実であれば他ののメディアでも扱う事が多い。さらに、そのニュースがどのように報じられているか確認することが大切である。

・文章の表現に注目
見分け方その3、「文章の表現に注目」。担当者によると、その人の意見なのか、事実をうったえているのかを確認することで、フェイクニュースかそうでないかを見ぬくことが出来るそうだ。例えば、「~らしい」「~と思われる」「~か!?」といったあいまいな表現を使っている場合、文章をよく読むことが大事。

SNSを使うにあたって気をつけてほしいことを担当者が教えてくた。「周りの人たちがSNSをたくさん使っている事で、友達などから発信された内容は信用しがち。それも、フェイクニュースが広がる理由になっている」と。

◆表現の自由・言論の自由?
「たしかに、友だちから送られてきた情報だったら信じちゃうかも。フェイクニュースを広めちゃいけないっていうルールはないの?」とリカ。ルールを作るべきという声がある一方、表現の自由・言論の自由が制限されるのではという声もあるとコーヘイは言う。すると、「めいっ子からSNSが送られてきたんだ。『海外に行ってきました!』って」とキョウコさんがスマホを見せる。「ヨーロッパかなこれ?」とリカ。「イタリアだ!」とコーヘイ。ところが、実は送られきた写真は東京。二人はびっくりする。

◆罰するルールを作るべきか…
「ジャーン! これ見て」と今度は後藤さんがスマホを見せる。宇宙服を着た後藤さんが『宇宙旅行に行ってきました!』と。「見た人が楽しんでくれるかなと思って作ったんだ」という後藤さん。明らかに冗談とわかるものなら、誰も傷つくことがなく、面白い。しかし、フェイクニュースを罰するルールが出来てしまった場合、このように遊びで作ったものも罰せられてしまう可能性もある。「ネット上にウソをのせたら罰するルールを作るべきか、人を楽しませる冗談までなくなるルールはないほうがいいのか…」というコーヘイの言葉に、考え込んでしまう皆であった。

メディアタイムズ第10回_芦田愛菜1 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜2 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜3 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜4 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜5 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜6 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜7 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜8 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜9 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜10 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜11 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜12 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜13 メディアタイムズ第10回_芦田愛菜14
«過去の 投稿