芦田愛菜ちゃんブログ~天使の薫~です。ここでは、主に画像をメインとした芦田愛菜ちゃんの応援サイトです。管理人はマルモのおきてが大好き。

カテゴリー: 星の子

映画『星の子』初日舞台挨拶に芦田愛菜

10月9日(金)に映画『星の子』が公開され、初日舞台挨拶に映画監督の大森立嗣さん、永瀬正敏さん、主演の芦田愛菜が登壇した。

◆最初の挨拶
この日は、全国10か所19劇場に舞台挨拶の様子を中継。芦田愛菜は「無事に皆さんにお届け出来た事が嬉しいですし、いつもとは違って、またこう‥中継でこの映画を観たいと思ってくださっている沢山の方と一緒に初日を迎えられたのも、何か私は凄く嬉しいです」と答えていた。また、今回は出身地である西宮にも中継が繋がっていると言い、西宮に向けて関西弁で「今日は天気も悪いのに映画館に来てくださってめっちゃ嬉しいです。今日は楽しんでってや~」と言っていた。

◆映画「星の子」撮影の振り返り
芦田愛菜は「監督は本当に、あまりこういう風に演じて欲しいていうのは、あまり具体的には言われない方で、そのシーンについてだったり、ちひろについてをお話させて戴くうちに、何かこう…私はちひろになるための課題というかヒントを戴いていたような‥そんな感じだったんですけど、でも何かそれが…凄く役について委ねてくださっている感じがしたというか、監督と一緒に‥こう‥2人でちひろという女の子を作り上げていくような、そんな感覚が私は凄く楽しかったです」と答えた。

◆ちひろの役柄
芦田愛菜は「宗教の事だったりとか、両親のことで自分って周りからどんな風に見られているのかとか悩む所もあれば、学校に行けば心許せる友達がいて、その友達に悩みを相談できたり、何かこう‥そういう凄く心の揺れというか、多面的な部分ていうのは表現したいと思っていましたし、何かこう‥そういうちひろの繊細な心の揺れっていうのは、葛藤だったりは、一人のシーンにこそ現れるものなのかなっていう風に私は思っていて。なのでこう‥ふと一人になったときに少し決意が見えたり悲しみだったり、悩みだったり、何かこう‥そう言うちひろの本音の部分が見せれるような演技が出来たらいいなとは思っていました」と答えていた。

◆信じてたのに実はそれは間違い勘違いだった事は?
芦田愛菜は「猫の可愛さです」「これは、あの‥今までその‥飼う前までも本当に猫って可愛いなと思ってたんですけど、一緒に生活してみたら本当に、思っていたよりも可愛くって、本当に毎日癒やされていて、家に帰ると、家あの‥リビングのドアにちょっとガラスの隙間みたいなのがあるんですけど、そこからいつもこうやって立って覗いて『ニャー』って迎えてくれたりとか、何かこう‥寂しがりみたいで、みんながいるところに、一緒にこう‥いつも何処かに必ずいてくれたりして、膝の上にこそ乗ってくれないんですけど、何か近くにいてくれたりして、そのところが可愛くて愛おしいです」と回答した。

◆タイトルアート
アーティスト・清川あさみさんがゲストで登場。芦田愛菜にサプライズでプレゼントがあるという。それは原画。芦田愛菜は「あー、すごい!えー!すごい! 」とビックリしていた。

芦田愛菜は「私、写真で見せていただく機会があったんですけど、初めてこれを見たときも、本当に何か凄く作品に引き込まれましたし、何だろう‥あの‥刺繍っていう繊細なものが、凄くちひろの何かこう‥繊細な心というものにリンクしているような気がしたんですけど、今日こうやって実物を見させていただいて本当に圧倒されました。ありがとうございます。大事に飾らせていただきます。本当にありがとうございます」と言っていた。

◆最後の挨拶
芦田愛菜は「私は、そうですね‥この映画を通して、本当に信じるとは何かっていうものを凄く‥あの‥深く‥考えたんですけど、その‥結論のようなものは、きっと皆さんそれぞれ違っていていいものなんじゃないかなと思っているので、この映画を観て戴いた後に、自分にとって‥皆さんにとって信じるって何だろうとか、信じたいと思える大切な人って誰なんだろうとか、そんな風に考えるきっかけになっていただけたら嬉しいです」と答え、舞台挨拶は終了した。

芦田愛菜_星の子_舞台挨拶0001 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶0002 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶0003 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶0004 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶0005 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶0006 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶0007 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶0008 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶0009 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00010 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00011 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00012 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00013 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00014 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00015 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00016 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00017 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00018 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00019 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00020 芦田愛菜_星の子_舞台挨拶00021

映画「星の子」完成報告イベントに芦田愛菜

9月3日に映画『星の子』の完成報告イベントが東京都内で行われ、実写映画6年ぶりの主演となる芦田愛菜や、永瀬正敏・原田知世、映画監督の大森立嗣が出席した。イベントでは、本作のテーマである『信じること』や、タイトルにちなんで『流れ星への願い』をそれぞれ披露。『信じること』についての芦田愛菜の熱弁に、永瀬正敏さんが「これ以上の答えはない」と感心する場面もあった。

本作品は、今村夏子(芥川賞作家)の同名小説を実写化したもの。怪しい宗教を深く信仰している両親をもつ娘が、次第に自身を取り巻く環境へ疑問を抱き、葛藤する姿を描き出す。芦田愛菜が主人公で中学3年生のちひろ役を、その両親を永瀬正敏と原田知世が演じる。

◆主演について
≪脚本を読まれた時の印象を教えてください≫
芦田愛菜
「最初に脚本を読んだ時、”信じる”って言うのが一つのテーマになってるのかなって感じて。身近でよく使う言葉なのに今までちゃんと深く考えた事がなかったなっていうことに気が付いたので、自分なりの答えを演じながら、ちひろと一緒に探していければいいなと思いました」

≪今回の映画で髪をバッサリ切るというのご自身で提案されたとも伺っておりますけれども、理由について教えて下さい≫
芦田愛菜
「髪が長い自分がちひろを演じてるっていうのが、あんまりこう‥しっくりこなかったというか、何かイメージと違うなっていう気がして監督に相談させていただきました」

≪ちひろと自分が似ている点、違う点について教えて下さい≫
芦田愛菜
「性格的には、ちひろとはそれほど似ているとは思わなかったんですけど、南先生に色々ひどい事を言われた後に、友達に泣きながら話を聞いてもらうシーンっていうのは、親にも言えなくて一人で抱え込んでいた悩みを心を許せる友達にだったら話せるっていうのが、思春期の私たちのリアルな一コマだなって感じて共感しました」

≪演じる上で考えられたことは?≫
芦田愛菜
「ちひろってすごく多面性がある女の子で、一人でいる時は両親についての悩みだったりとか、悲しみだったり決意だったりとかが表れている‥かと思えば、みんなと過ごしてる時はすごく純粋に楽しんでいたり。そういうちひろの多面的な部分を表現できたらいいなとは思ってました」

◆ちひろの両親役
≪ちひろの両親役のオファーをどのように受け止められましたか?≫
永瀬正敏
「僕はまた大森監督の現場に立たせて頂けるっていうので非常に興奮しながら脚本を読みました。先ほど娘に言われちゃいましたけど、これはひたすら信じるしかないなと。あとはもう大森監督について行こうと思いました」

原田知世
「宗教にはまっていく両親という事なんですけど、このお母さんは、ただひたすら娘の幸せと健康を願っていて、その思いには全く濁りがないんですね。とてもピュアなんです。物語の中で生活ぶりはいろいろ変わっていくんですけど、愛情のクリアな部分は最後まで持ち続けようと思って演じました」

◆監督へのインタビュー
≪今村さんの小説をご自身で脚本を書かれて映像化される上で、どんなところを気をつけられましたか?≫
大森立嗣監督
「とにかくちひろの感情をなるべく固定化しないようにしました。両親は新興宗教に入ってるけれども、学校で暗くなりすぎてないとか、信頼しあえる友達もちゃんといて、いわゆる教室の隅っこにいるタイプではないけど、でも悩みは抱えている女の子。その心の揺らぎをなるべく自由に演じられるような環境を作りたいと心がけました。とにかく、芦田さんに頑張ってもらうしかないってずっと思っていました。さすがでした」

≪どんな所がさすがでしたか?≫
大森立嗣監督
「一番すごかったのは、目に涙が溜まってるシーンで、「今の涙写ってました?」でって言われた時に、スゲエなこの人ってまず思いました。確かに溜まってたなぁって思って。あとは、本(台本)を読む力もすごくあるし、的確な演技力もある。あと、僕はあんまり決め込まないで現場に来てくださいと、現場で永瀬さんや原田さんと会話する中で生まれてくる物を大事にしてくださいって言い続けたので、それをどうやら楽しんでくれていたみたいです」

大森立嗣監督が芦田愛菜に「大丈夫でしたよね?」と聞くと芦田愛菜は「はい、楽しかったです」と答えた。すると、監督が「ほんと?良かったです。言わせたみたいですみません」と言っていた。

◆それぞれにとっての”信じること”とは?
≪この作品は登場人物それぞれの”信じること”が描かれています。芦田さんにとっての”信じる”とはどういう事でしょうか?≫
芦田愛菜
「”その人のことを信じます”っていう言葉を使うと思うんですけど、それってどういう意味なんだろうっていうのを考えた時に、その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とするその人の人物像みたいなものに期待してしまってる事なのかなって感じて。だからこそ人は裏切られたとか、期待していたのにとか言うけれど、別にそれはその人がこう裏切ったとか、そういうわけではなくて、その人の見えなかった部分が見えただけであって、その見えなかった部分が見えた時に、それもその人なんだって受け止められる、揺るがない自分がいるって言うのが信じられる事なのかなって思いました。でも、その揺るがない自分の軸を持つのってすごく難しいじゃないですか。だからこそ、人は信じるって口に出して、不安な自分がいるからこそ、たとえば成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりに縋りたいんじゃないかなって思いました」

永瀬正敏
「これ以上の答えはないんじゃないかっていう。そうですね、信じることの裏側にある愛情だったりとか、もしかしたら狂気と裏腹のものがあるかなと。あとはそれをどれだけ純粋に思ってやっていくかっていうのが一つあるかなと思って、本作に取り組みました。そして、僕自身が信じているのは、ずっと一貫して映画ですね。映画に裏切られたことは一度もないので、映画を信じています」

原田知世
「信じるって、大きな事から小さな事まで本当にたくさんあるなと思ったんですね。例えば、何かすごく肌に良いってものが自分にとって良かったらそれを信じるし、でもそれが合わなくなる時もあって、そしたら信じなくなる。そういう小さな信じる信じないってのもあると思います。あとは、思春期だったら両親の事だったり、近くにいる大人の影響をすごく受けていて、それらを受け入れてるんだけども、ある時からやっぱり違和感も芽生えたり。その人自身が成長していく過程で必ず通る所なのかなっていうのを、この映画を通して考えました。でも何かを信じることってすごく大切なことだなと思いました。それが自分のエネルギーになる場合もあるし、人それぞれに信じる物が違うっていうことも、自分の中では理解していたいです。この映画もそうですけど、そこに“優しさ”が必要になってくるのかなって考えました」

大森立嗣監督
「僕は映画を作っている時に、俳優さんもそうだし、スタッフさんもそうですが、とにかく信じることからしか始まらなくて、やっぱり映画はみんなの力でできていくものなので、僕の頭の中だけだとやっぱりつまんないものになっちゃうと思うので。ともかく、信じることをいつもやっている感じです」

◆流れ星が流れてきたら何をお願いしたいですか?
タイトルにちなんで星にお願いしたいことを問われると、「猫と話したい!」と回答した芦田愛菜。「最近飼い始めたんですけど、私のことをどう思っているのかとか聞いてみたい。1日でもいいので話したいです。毎日癒やされています」と答えた。

◆メッセージ
大森立嗣監督
「芦田さんと、この両親を見ていると、人を信じることで少し気持ちが柔らかくなるんじゃないかなって思います。なかなかいい映画に仕上がったと思いますので、皆さん是非足を運んでください。お願いします」

原田知世
「見終わった後に、きっと信じることについて、友だちの関係や、家族との関係、人を思う気持ちについていろんなことを周りの方とも話したり、自分でも、いろんなことを考えるきっかけにもなるような作品です。是非多くの方に見ていただけたら嬉しいです」

永瀬正敏
「ぜひぜひ多くの方にご覧いただければと思いますけど、僕がとても好きなシーンがあります。それは、うちのちひろが、あることがあって、あることをしてっていうところなんですけど。そこを是非劇場で、『これかな?あれかな?』と考えながら見ていただければと思います。皆さんよろしくお願いします」

芦田愛菜
「私はこの映画を通して、信じるって何だろうってすごく深く考えたんですけど、きっとその答えって人それぞれ違うし、答えがあるものではないと思うんですけど、映画を見てくださった皆さんにとっては、信じるって何なんだろうとか、自分が信じたいと思えるような大切な人って誰なんだろうとか、そんな風に考えるきっかけになっていただけたら嬉しいなと思います」

芦田愛菜_星の子完成報告イベント001 芦田愛菜_星の子完成報告イベント002 芦田愛菜_星の子完成報告イベント003 芦田愛菜_星の子完成報告イベント004 芦田愛菜_星の子完成報告イベント005 芦田愛菜_星の子完成報告イベント006 芦田愛菜_星の子完成報告イベント007 芦田愛菜_星の子完成報告イベント008 芦田愛菜_星の子完成報告イベント009 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0010 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0011 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0012 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0013 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0014 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0015 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0016 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0017 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0018 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0019 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0020 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0021 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0022 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0023 芦田愛菜_星の子完成報告イベント0024