芦田愛菜ちゃんブログ~天使の薫~です。ここでは、主に画像をメインとした芦田愛菜ちゃんの応援サイトです。管理人はマルモのおきてが大好き。

月: 2019年3月

初対面トークショー!!内村カレンの相席どうですかに芦田愛菜

内村光良がMC、滝沢カレンがリーダーを務める『初対面トークショー!!内村カレンの相席どうですか』第3弾の第2夜(3月28日木曜日23時~)に相席ゲストで芦田愛菜が出演。メインゲストは三村マサカズさん。三村さんは芦田愛菜に8年前にいいとも!で会っているという。

◆芦田愛菜と対面
内村さんに、「愛菜ちゃんは、いいとも!のこと覚えてますか?」と聞かれ、芦田愛菜は「ちょっと・・・」と答えていた。8年前であり、覚えていないようだった。

滝沢カレンが芦田愛菜のプロフィールを紹介するが、「2010年ドラマ マザー?」と疑問形の発音に爆笑する芦田愛菜。また、紅白歌合戦なのに「紅白歌合唱」と言ってしまう滝沢カレン。またも爆笑の芦田愛菜であった。

三村さんは会ってみて、「基本テレビと一緒ですね。やっは・・いいですスゴく・・。」と言っていたが、緊張してしまって、目が合わせられないのであった。

三村さん「もうちょっと伸びていくの?」

芦田愛菜「何がですか?(笑)」

三村さん「身長が・・(笑)」

芦田愛菜「身長ですか(笑)」

三村さん「今どんぐらい?150cmちょい?」

芦田愛菜「そう・・いや・・そんなにないです。・・150cmないくらい。」

三村さん「え、クラスだとちょっとちっちゃい方?」

芦田愛菜「一番前です私(笑)」

三村さん「どん位になりたいの?最終的には。155cmくらい?」

芦田愛菜「いや・・・でも本当に身長が高いのが羨ましくて、だから全然165cmあっても嫌じゃないんですけど、そうですね・・155cmくらいは欲しいです。」

滝沢カレンは小学6年生で172cmあったそうだ。スタジオで写真が公開されていたが、1人だけ目立って大きかった。

◆芦田愛菜の昔と今を比較
芦田愛菜の昔と今を比較し、どのくらい成長したかを探る。

①芦田愛菜の特技
・6歳の時の特技は、KARAダンス
スタジオでは、「あー!この時期に流行ってたんだ!」「そうだ!この時期だ!」と思い出したように話していた。

芦田愛菜「真似して踊ってました。」

・14歳の特技は、マンドリン
スタジオでは、「ん?マンドリン?」「マジで!」と驚く。そして内村さんが「演奏」と言い演奏の仕草をすると、「ご存知ですか!?」と芦田愛菜は言った。

マンドリンって何ですか?とスタジオでは疑問に包まれるが、内村さんはちょっと知っているようで、「何かこう丸っこい・・」と話していた。そしてマンドリンの画像が画面に映され、コレコレと内村さんが言い、それに続いて芦田愛菜が「あーそうです。こういう楽器です。」と言っていた。

内村さん「これを演奏してるの?」

芦田愛菜「はい。」

内村さん「マジで!」

三村さん「メキシコ的な?」

芦田愛菜「イタリアの楽器なんです。」

三村さん「何でギターじゃなくてマンドリン?」

芦田愛菜「なんか・・トレモロっていって、何て言うんですかね・・上下に弦をこう鳴らして、トゥルトゥルトゥルトゥル・・みたいな音が鳴る演奏方法があるんですけど、その音がすごい可愛くて、新入生歓迎会で先輩達が演奏してたのを聴いて、あの・・魅せられてというか、もう感動して。」

三村さんは、「マンドリンで紅白出ちゃう?」「芦田マンドリン」と言って笑いを誘っていた。

②好きな遊び
・6歳の時は縄跳び

◎縄跳びは1人縄跳び?大縄跳び?
芦田愛菜「あ、大縄も結構やってましたね。でも1人も好きで。」

・14歳ではジェットコースター
芦田愛菜「最近中学に入ってから大好きになって。」

三村さん「刺激的なやつが良いんだ?」

芦田愛菜「そうですね。90度(落下)とか・・。全然もう凄く乗りたくて。」

三村さん「俺、中学時代何してただろう?」

滝沢カレン「何が流行ってたんですか?メンコとか・・」

三村さん「古過ぎんの!テレビも普通にカラーでやってるし!」

思わず爆笑してしまう芦田愛菜。

③学校の休み時間の過ごし方
・6歳の時は、スライディングタックル
芦田愛菜「これはあの・・学校って・・こう・・ワックスをひくとツルツルするじゃないですか。あのワックスの塗りたての廊下とか、こう・・教室の床で・・何ですか・・助走を付けてシュ~って滑るっていう。」

三村さん「全員やっちゃう。ジャージ穿いてね。」

内村さん「(この年頃は)同じことを何回もやる。」

・14歳ではバレーボール
芦田愛菜「レシーブだけで、こう・・繋ぐっていうか、試合みたいのじゃなくて校庭で、レシーブとかだけで繋ぐような。」

三村さん「屋上でこう・・」

芦田愛菜「あ、そう、そんな感じです。」

吉村「OLの昼休みみたいな感じ?何回続くか。」

芦田愛菜「あ、そういう感じです。はい!」

スタジオでレシーブ大会。流行のバレーボールをみんなで体験。
芦田愛菜をはじめ、出演者達は楽しく遊んでいた。

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土曜スタジオパークに芦田愛菜

3月16日の土曜日13時50分からの土曜スタジオパークに芦田愛菜がゲスト出演。

土曜スタジオパークは、ゲストを迎えてトークを展開する公開バラエティ。ゲストの意外な素顔や出演作の魅力などを、ふれあい感覚で実感。渋谷スタジオパークの450スタジオをキーステーションに、生放送する番組。

今回は、まんぷく特集。脚本家の福田靖さんと語りの芦田愛菜。ヒロイン・安藤サクラさんのインタビューを交え、名シーンの舞台裏を語る。

◆まんぷく残り2週間についての気持ち
芦田愛菜「そうですね。私も終わってほしくないですね。もっと福ちゃんと萬平さんを見ていたかったていうか見ていたいです。」

◆周りの反響について
芦田愛菜「本当、行く先々に「まんぷく観てるよ」って言っていただけて、凄く嬉しいです。」

◆思わず笑ってしまうシーンはあった?
芦田愛菜「沢山ありましたね。でも、香田家のシーンが、あの・・福ちゃんのお姉ちゃんのお家のシーンが凄く大好きで、もうそのシーンのたんびに、あ!きたきた!と思って、何かこう・・何ですか・・期待してじゃないんですけど、大好きでした。」

◆まんぷくの脚本を読んで感じたこと
芦田愛菜「そうですね・・でも・・何だろう・・何か・・本当に福ちゃん達って凄く家族が多くて、何か和気藹々としてて、何かこう・・ん~・・くじけたりする事はあるけど、でもこう・・みんな味方で福ちゃんたちの。だから頑張っていこうねっていう雰囲気とか、何か凄く家族っていいなって思いながらいつも観てましたね。」

◆大阪で収録。語りの録音の合間に演者と会ったりする時間はあった?
芦田愛菜「数回行かせて戴いたんですけど、でも・・それでもやっぱりなかなか・・あの・・お会いする機会っていうのは無かったので、もうちょっとお会いしたかったです。」

ここで、福田さんの脚本作りの話題に。
話を聞いた後、芦田愛菜は「初めて聞きました!」と驚いていた。

≪芦田愛菜の語りについて≫
◆朝ドラでは最年少。プレッシャーは無かった?
芦田愛菜「そうですね・・何かでも・・プレッシャーというか、やっぱりこう色んな方に、行く先々で『まんぷく観てるよ』って言って戴けて、何ですかね・・こう・・朝ドラの影響力ってすごいなって嬉しいなって思うと同時に、やっぱりこう沢山の方に観て戴いてるから、何かこう・・皆さんのお芝居の雰囲気を壊さないようにしなければっていう、どっちかってこう緊張感ていう方がありましたね。」

◆語りのオファーを戴いた時はどう思った?
芦田愛菜「本当に嬉しかったですね。朝ドラは、やっぱりすごく伝統があって、私自身、女優を続けていく上での、やっぱり目標の一つでもあったので、やっぱり今回語りと言うかたちで、参加させて戴けて、凄く嬉しくて光栄に思っています。」

◆語りについてどう思っているのか

(安藤サクラさんの話)
初めて芦田さんのナレーションを聞いたのは放送前。その時、本当に驚いたのと同時に、本当に頑張らなきゃというプレッシャーになった。福子は、まっすぐで濁りの無い人間でありたいって思っていたので、本当にまっすぐで濁りのない声が聞こえた時に、自分自身本当にそこに嘘をついていたら、愛菜ちゃんの声によって濁りが浮かび上がってしまうんじゃないかと思って、本当にそれは緊張しました。「たちばな塩業!」っていう愛菜ちゃんの声があって、タイトルに入る回があしまして、その「たちばな塩業」の声を聞いて、やっぱりすごいと思って。しびれました。本当にしびれました。たちばな塩業に。希望につながりますね。芦田さんの声は。未来に。ずっと本当に芦田さんの声はすごく心強い存在でした。本当にありがとうございました。

スタジオに映像が戻り、芦田愛菜は「うれしいです。はい。」と言っていた。

◆たちばな塩業は意識して言おうっていうのはあったか?
芦田愛菜「そうですね・・でもやっぱりこう・・ここからたちばな塩業が始まっていって、さあ頑張るぞっていう福ちゃんの気持ちに寄り添って出来るようにっていうのは、思ってたんですけど、こんなに言って戴けて嬉しいです。」

◆たちばな塩業は一言だが、演出からの要望はあったか?
芦田愛菜「いえ、あの・・本当にワクワク感を込めてというか、ここから始まるぞという雰囲気でやって下さい、っていう感じです。」

◆安藤さんが濁りのない声を聞いて緊張したという言葉にどう思った?
芦田愛菜「以前お会いした時にも、そういう風に・・あの・・仰っていただいて、このナレーションが好きなんだって、いって戴いて、本当に凄く嬉しくて、何か・・普段・・あの・・ナレーションをする語りを入れる部屋と・・あの・・同じ建物にあるんですけど、お芝居をされている・・あの・・お部屋と。なかなかやっぱり、同じ建物の中にいても、お会いする事があまりなくて。なので、そう言っていただいて、私も・・まんぷくの一員として認めていただけたような気がして、本当に凄い嬉しいですね。(嬉しかったですね)」

◆台本は事前にかなり読み込んだりした?
芦田愛菜「そうですね。でも・・あの・・いつもは台本を戴いて読んで、お芝居だけ編集されたまだ音楽とかが付いていないDVDを戴いて、それを見て練習するっていう感じなんですけど、でも台本をすごく読み込むっていうよりかは、どっちかって言うと何ですかね・・皆さんココはどういう雰囲気でお芝居されていたかなっていう・・何かこう・・福ちゃんは、こういう風に思っているのかなとか、そういう事を・・こう・・想像して・・何か雰囲気にあった語りが出来るように、って言う風なことを心掛けてやっていますね。」

足立梨花「じゃあ決めきってこう読もうって言うよりかは、絵を見て決めるって感じですか?」

芦田愛菜「そうですね。絵を何回かこう見て、あ!こういう雰囲気なんだというのをからだに覚え込むような感じですかね。」

◆語りについて演出側はどう思っているか
滑舌がすごい良くて、すごく語りが耳に入ってくる。ダネイホンの偽物が出回った時、「世良さんの行動は早かった」、そんなナレーションが入る。そこのテンポ感といい、世良さんの顔が思い浮かぶような語り。主観的な部分・客観的な部分を語りの中でバランスとってくかっていう所がすごく絶妙。やっぱりお芝居をやってきたことが語りにきちんと生かされている。「その夜のことでした」ってナレーションがあると、咲さんが出てきたりする。だけど、そうじゃない日もある。そういう時に、ちゃんとわかっている。もったいぶって「その夜のことでした」と言う場合と、客観的な意味合いで言う場合と、短い言葉だけど、ちゃんと使い分けている。

本当に、年齢がどうとかではなくて、ちゃんとプロフェッショナルな方と仕事している印象。終わると、中学生の可愛い女の子。そのギャップは毎回おもしろい。

◆短い言葉でもちゃんと言い分けている事について、意識してる?
芦田愛菜「あ、でもそうですね、何かこう・・同じ言葉がやっぱり、『ところが』とかこう・・続く事が多いので、やっぱり単調にならないように・・そうですね・・何て言うんですかね、こう・・いい事があった時の『ところが』なのか、ちょっと悪い事があるときの『ところが何とかでした』なのか、ていうのはちょっと意識するようにはしてますね。」

≪福田靖と芦田愛菜の心に残る名場面≫
◆心に残る名場面
芦田愛菜が心に残った名場面
①私は武士の娘の娘の娘です!
選んだ理由:
芦田愛菜「私は武士の娘の娘の娘です!というのは、何かこう・・鈴さんのその口癖をちょっとふざけて真似して言ってるじゃないですか。何かそうやってふざけて真似できるって言うのは、何かお互いの事を想いあってるから出来るんだろうなって思って、何か鈴さん愛されてるなって・・何か家族ってすごい良いなっていう思えた一言だったので凄い好きなんです。

②ユーアー、ライスカリィ!OK
選んだ理由:
芦田愛菜「最初に脚本を読んだ時に、全然想像がつかなくて、何だろうこのセリフって思って。本当に。でも大好きなんですここのシーンが。」

≪芦田愛菜に質問≫
◆脚本を書いてみたいって思った事は?
芦田愛菜「いや・・何回かこう・・何ですかね・・絵本とかで、書きたいなって思った事はあるんですけど、でも・・やっぱり書けないですね。上手く話が作れなくて。だから、本当に作家さんとか脚本家さんって尊敬しますね。」

◆芦田愛菜のこれからの目標と夢
芦田愛菜「そうですね。でも・・安藤さんみたいに、やっぱり・・こう・・役を凄く愛して、役に没頭して、お芝居がこう・・楽しいって思えるような、そんな・・何かこう・・役者になれるように、努力していきたいなって思います。」

◆今回は語りで参加したが、自分が出てみたいという気にはなったか?
芦田愛菜「いや、それにはまだまだ至らないので。」

≪まんぷくの見所を紹介≫
◆まんぷく残り2週間、見所を紹介
芦田愛菜「本当に最後までどうなるかわからない。まだまだ沢山ドラマが詰まっているので、是非最後まで萬平さんと福ちゃんを応援して戴けたら嬉しいなって思います。」

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メディアタイムズ2018年度第20回「身につけよう!メディア・リテラシー」に芦田愛菜

3月7日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は2018年度第20回「身につけよう!メディア・リテラシー」。

◆メディアにはいろいろな特性がある
3人が何やらホワイトボードを見ながら話をしている。そこへ「あれ、何やってるの?」とリカがオフィスにやってきた。どうやら取材してきたメディアについて整理している所のようだ。「メディアにはいろんな特性がある」とキョウコさんは言う。「特性?」とリカ。すると、「メディアならではの性質があるって事」と後藤さん。さらに「例えば、ニュース。何を伝えるかは人が選んで決めてる。ただ出来事を伝えるだけじゃなく、送り手の思い、意図も含まれている」と後藤さんが話す。

◆メディアの特性を理解する力
「ドラマとかアニメは、人を楽しませたい、何かを考えてもらいたいという目的がある」とキョウコさん。「ガイドブックや広告は、行ってほしい場所や買ってほしいものを紹介してる。SNSは、人と人とが関わる場を提供している」とコーヘイが話す。「目的によって伝え方もちがうし、受け取り方も変わるもんね」とリカは言う。「こうしてメディアの特性を理解することも、メディア・リテラシーだね」と後藤さん。「メディア・リテラシーって?」とリカが疑問を抱く。「これからの社会を生きてく上で、とても大事な能力なのよ」とキョウコさんは言う。「ふーん」とリカ。

◆記事が事実でなかったら?
「メディアの特性を理解するだけでなく、情報を読みとく力も必要。」と言いながらコーヘイが見せたのは、『ミッドウエーの戦果拡大』という昔の新聞。「アメリカの巡洋艦や潜水艦を撃沈させ、日本の戦力を世界に知らしめたって書かれてる」と後藤さん。そこでコーヘイが、「実はこの記事が事実でなかったとしたら、どう?」と言う。「え、どういうこと?」とリカがコーヘイに問いかける。「メディア・リテラシーについて研究した人に取材した映像があるから、いっしょに見てみようか」とコーヘイ。「うん」とリカは頷く。

◆東京大学大学院を取材その1
・メディアを使った情報操作
今回、訪ねたのは、東京大学大学院。教授の水越さんは、広くメディアを研究するメディア論の第一人者である。メディアを使って事実でないことを流し、情報を操作していたことについて話を聞いた。「古くさかのぼって言うと、第2次世界大戦。ラジオや、映画・雑誌・ビラ、そういう物もメディア。そういう物を使って、自分の国は正しくて、相手の国はすごく悪いということを、どんどん言っていくメディア活動があった」と水越さん。

◆事実を知ることが出来ない時代があった
昭和18年、第2次世界大戦での日本の戦況を伝えたニュース映像。『…護衛艦隊を猛攻中にして、戦艦三隻撃沈』とニュースを読み上げている。「戦っている相手国への敵対心を煽ったり、本当は戦況が悪化しているのに日本は優勢だと発表したりしていた」と後藤さんが話す。「えー、それってこわい。本当にあったことを知ることができないって、そんな時代があったなんて信じられないな」とリカは驚いていた。

◆伝える写真を意図的に選ぶと…
ところが、「今でも情報が操作されることはある」と後藤さん。「えっ、今でも?」とリカが言う。「うん、たとえばこれ。国の代表同士が握手している写真。リカ、これ見てどう思う?」と後藤さんがリカに聞く。「うーん、笑ってて、仲がよさそう」とリカは写真を見て言う。「でも、ほかの写真を見ると、ほら」。今度は後藤さんが別の写真を見せる。「あれ? そっぽ向いちゃってて仲が悪そう」とリカ。「メディアが、伝える写真を意図的に選んでることもある」とキョウコさん。

◆受け手として情報を読みとく力
「あと、これも。『町のごみ処理場建設に反対する投稿がSNSで増えている』というニュース。反対の声が多いように見えて、実際の調査では少なかった。賛成の人がSNSに投稿していないだけだったん」とコーヘイが言う。「情報をそのまま受け取ればいいってわけじゃないんだね」とリカ。どうやらリカもわかってきたようだ。「メディアの受け手側の情報を読みとく力も、大事なメディア・リテラシー」と後藤さん。「さらにこれからは、受け取るだけじゃなく、個々が(個人個人)が情報を発信する時代になっている、と水越先生は話していた」とコーヘイは話す。

◆東京大学大学院を取材その2
・送り手として情報を表現・発信する力
「スマートフォンでSNSを見ながら色々な話をしたり、人の投稿に『いいね』を押したりすることがありますよね。たとえば趣味の世界、音楽・アニメ・マンガ・小説…。そういう世界のことで世界中の人が結びついている」と水越さん。

コーヘイが見せたのは、SNSに投稿された、8歳の女の子がドラムをたたいている動画。これを見たアメリカの有名ミュージシャンが、『最高だ!』とツイート。「SNSで発信することで、遠くはなれた人同士を結びつけることができるんだな」と後藤さん。「送り手として情報を表現したり発信したりする力も大切」とキョウコさん。

・「これからの社会をどう生きていくか」ということ
最後に、今後メディアがどうなっていくのか、水越さんに聞いてみた。「実は、これからメディアがどうなっていくか、僕にはよくわからないんですよ。今、学校にバスや電車で通っている子がいたら、車内にデジタルのディスプレイがある。コンビニのレジも情報端末なんですよね。今まで生活の一部だったメディアが、あらゆるものがメディアになって、生活がメディアになっている。そうすると、『どうメディアと付き合っていくか』というメディア・リテラシーの話は、『どういう風ににこれからこの社会を生きていくか』という話そのものになっていく。そのことに興味を持って、これから勉強を続けていくと良い」と水越さんは話した。

◆情報の受け手として、送り手として
「専門の先生でもこれからどうなっていくかわからないって、なんかちょっと不安」とリカ。「だからこそメディア・リテラシーを身につけていかなきゃいけない」とコーヘイが言った。「うん」とリカが頷く。「そうだな。まずは、いろんなメディアの特性を理解する。その上で、受け手として情報を読みとく力をつけること」と後藤さんが話す。「それに送り手として情報を表現し、発信する。さらには、メディアがどうあるべきかを考え行動できる力が求められてる」とキョウコさんが言う。「リカ、どう思う?」と後藤さんが聞いた。

◆みんなでルールを作る?一人ひとりが考える?
「うーん。メディアがどうあるべきかみんなで話し合って、本当の事だけを伝えるようにするとか、ルールを作ればいいと思うな」とリカは答える。すると、「それだと、メディアが自由に発信できなくなる恐れもある。僕は、一人ひとりで積極的に考えて、意識を高めることが大切だと思う」とコーヘイ。それに対して「一人ひとりが考えるだけでうまくいくのかな…」とリカ。「じゃあ、メディアのあり方について、みんなで話し合ってルールを作るべきか、一人ひとりが積極的に考えて意識を高めるべきか」と後藤さんが問いかける。「うーん。一人ひとりが積極的に考えることも大切なんだけどなぁ…」とリカ。「たしかに、みんなで話し合ったら見えてくるものもあるもんなぁ…」とコーヘイ。考え込んでしまう皆であった。
                

—完—

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