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メディアタイムズ第5回「アニメは自由に表現できる?」に芦田愛菜

12月7日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は第5回「アニメは自由に表現できる?」。

「今日は、コーヘイくんにいろいろ教わっているんだけど」というリカのセリフで話は始まった。

「うーん…難しいなぁ…」とリカ。「落ち着いて。初めからやり直せばいいから」とコーヘイ。そこへ後藤さんが「どれどれ。父さんも見てやろうか」と言い、リカの持っているノートを見ようとする。「だめだめだめ!」とノートを隠すリカだったが、結局、後藤さんに見られてしまう。リカは後藤さんをモデルにパラパラ漫画をかいていたのだ。それを見た後藤さんは不満そうな表情になる。「よくかけてる~」とキョウコさん。するとコーヘイが、どうやってアニメを作っているのか取材してきたと言い、映像を見ることに。

◆アニメを作る映像制作会社を取材
訪れたのは、アニメなどを作っている映像制作会社。今、手がけているのが、アニメ『がんがんがんこちゃん』。人形劇『ざわざわ森のがんこちゃん』の20周年を記念として作られたコメディアニメ。担当者は、アニメ化するにあたって、気をつけたことがあるようだ。それは、人形劇が有名で長く続いている作品である為、”アニメならではのことを入れたい”という事だ。

・絵コンテと原画
担当者が作っているのは、がんこちゃんが巨大化するシーン。巨大化を、より迫力のある映像にしたいという考えから、その思いを「絵コンテ」にこめる。絵コンテをもとに映像を作り、動きを確認。その映像を参考にし、一つひとつの動きを描いていく。そして出来上がったのが「原画」。まさにパラパラ漫画のよう。原画をつなぎ動かすと、アニメに。これに、がんこちゃんの大きさを強調するため、大きな月や、手前に動く林を追加。しかしまだ完成ではないのだ。

・アニメならではの表現 – (誇張)
さらに、アニメならではの効果を足していく。担当者が、巨大化したことをより強調できると考え注目したのが、月の光。月を明るくする事で、光に照らされてがんこちゃんがかげに。シルエットになち、より大きく感じるのだ。このように、実際には有り得ないが、より強調して大げさに表現することを「誇張」と言う。担当者が言うには、アニメーションは、そもそもほとんどが誇張表現であり、どう足してしていくのかが、一番の悩みどころなのだとか。

・現実にないものを入れられる
さらに誇張させるため、担当者はあることを思いつく。それは…「最後、目からピカーッ。」一体どういうことなのか。絵には無いが、最後に目を光らせたらどうかと思い、足したようだ。そして完成した映像を見ると…目からビーム! 光線に合わせた画面のゆれも効果的で迫力のある映像に仕上がっていた。前の映像と比較してみると一目瞭然。がんこちゃんがより大きく見える。これがアニメの「誇張」。最後に担当者は、「アニメは現実に無いものをいくらでも入れられる。自由度が高い。なんでもありな世界。だからこそ面白い」と語っていた。

映像を観てリカは「何気なく見てるアニメだけど、工夫やこだわりがいっぱい詰まってるんだね」とリカ。後藤さんは「どんな事も絵にして表現できるから、アニメは見る人の心をつかむ」と。すると「わたしもアニメ作ってみたいなぁ。もし作るとしたら…かわいい女の子で…目がキラキラで…脚がとっても長くて…カッコいい衣装を着て…強力な必殺技で悪者をたおす!みたいなアニメがいいなぁ~」とリカが言う。「いいね!人気出そう!」とコーヘイが言うと「アニメって、思ったことをなんでも自由に表現できるもんね」とリカ。

すると「自由に表現できることが悪い面に働くこともある」とキョウコさん。過激な表現や残酷なシーンが誇張して描かれる一方、見てる人が問題に感じたりすることがあるかもしれないと言う事だ。「アニメでやってるからやって良いと影響を受けてる子ども、いるかもしれない」と話す後藤さんに「うん、そっかあ…」とリカは言う。問題が起きないために、規制を作ったほうが良いという意見もありそうだ。

過激なシーンも描かれているから面白い。最初から規制をかけたら、面白いアニメが出来なくなってしまう事も有り得る。アニメを作っている人が伝えたいと思うことを伝えられなくなるというのは良くないであろう。「見たくない人は見ないようにすれば」とコーヘイが言うと、「でも小さい子には、見ていいアニメか見ちゃいけないアニメか、判断できないよ。やっぱり、作る方が判断しないと」とリカ。それに対し「でもそれだと、自由な発想ができないんじゃない?」とコーヘイ。

作り手側は自由に作り、深夜に放送したり年齢制限をかけたりすれば良いのでは?とコーヘイは言うが「でも、録画したりインターネットで見たりできちゃう。やっぱり規制は必要じゃない?」とリカは話す。アニメは表現の自由を大切にするべきか、表現に規制をかけるべきか…「表現に規制」「自由な表現」…最後は考え込んでしまうリカ達でした。

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「目がキラキラで~」と言うリカ(芦田愛菜)
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メディアタイムズ第4回「正確に分かりやすく!情報番組」に芦田愛菜

11月30日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は第4回「正確に分かりやすく!情報番組」。

「今日は、情報番組でやってたことをお父さんに試してもらっているんだけど」というリカのセリフで話は始まった。

スマホをいじっている後藤さん。するといきなり「あーもう出来ない!」とお手上げ状態。それを見たリカは「あ、また右手使ってる!だめ、ほら左手使って!」と言う。どうやら、利き手じゃない手でスマホを使うと記憶力が上がるという事がテレビで紹介されたのだとか。すると、コーヘイが現れ、それは本当なのか?ちゃんと調べて作っているのか?と言い出す。そこで、情報番組の制作現場を取材したというので映像を観ることに。

◆情報番組の制作会社を取材
取材したのは、情報番組を作る制作会社。ディレクターに話を聞いた。作っている番組は、NHK Eテレで放送中の『すイエんサー』。日常のちょっとした疑問や謎に、体当たりで挑み、解き明かす、科学エンターテインメント番組。今回、取り上げるのは「スキップ」。

・幅広くたくさんの情報を集める(リサーチ)
取りかかったのは、下調べ(リサーチ)。専門書やインターネットなどを使って、どうしたらスキップが出来るようになるのかを調査。大切なのは、できるだけ幅広く、たくさんの情報を集めること。また、ある人を尋ね、スキップが出来るようになるためのアイデアをもらうことに成功。スキップは動きを一つずつ分けて考えるとうまく出来るそうだ。

・集めた情報を検証
調べた情報を基にし、スキップの苦手な子たちの協力で、どうやったらスキップが出来るようになるのか検証。実際に子どもたちに教えることで、難しい点や、どうしたら成功できるかを確かめる作業。リサーチをし、専門家に取材し、集めた情報を検証。情報番組を一本制作するには、こうした過程が大切である。また、ディレクターは、「一つのやり方だけを集中して放送する事も出来るが、それが本当に正しいのか、出来るのかは、ちゃんと検証しなきゃいけない。」とコメントしていた。

・情報をわかりやすく伝える(構成)
情報を収集した後は、どんな番組にするかの構成。情報をありのまま伝えるのではなく、わかりやすく面白く見せる工夫をして構成をしていく。ロケ当日。出演者は、すイエんサーガールズと、スキップの出来ない小学生の子達。ここで、高校野球の行進をやってみせるグループが登場する。でもみんなバラバラに動いているではないか。これはどうしてなのか…。実はこれこそが、ディレクターが考えたスキップの練習を楽しく見せる工夫であった。行進しながらスキップの一つひとつの動きをバラバラに見せることで、わかりやすく伝えている。

・実際に結果の出たものを放送
スキップは出来るようになったのか。すると、続々とスキップ成功。子どもたちはスキップをマスターする事ができ、番組は見事に大成功。最後にディレクターは「100回やって1回成功したから「出来た」とは言えない。自分達で調べて、実際にやってみて、これならちゃんと出来る。子ども達もこれを見れば「わかる」、「出来る」、というものを放送するようにしている」と話していた。

映像を観た後、「情報番組の制作では、視聴者を引きつけるためにいろんな工夫をしている」とコーヘイ。「てことは、やっぱりテレビが言ってることはうそじゃないんだよ」とリカは話す。「嘘はついてなくても、同じ情報で視聴者に違う印象をあたえることが出来る」とキョウコさん。すると、いきなり後藤さんが「みんな注目!」と言い、2つのグラフを見せる。

ダイエットの効果のグラフ。一見違って見えて、実はどちらも3ヶ月で5kgやせたことを示している。グラフを見たリカは「えぇ!?」と驚く。目もりのはばを変えているだけで、片方は体重が減っているように見え、もう片方は変化がないように見えるのだ。すると、「なんか、だまされてるみたい。」とリカは言う。同じ結果なのに、見せ方によって印象を変えられる事が出来るようだ。「利き手じゃないほうの手でスマホを使うと記憶力が上がるっていうのも、ひょっとして…」とキョウコさん。「でも、ちゃんと、オドロキの効果がある!って言ってたよ」とリカは話す。

すると、タブレットで調べていたコーヘイがいきなり、「あっ!」と言う。どうやらリカが見てた番組が問題に。番組の演出がやりすぎだという記事だった。”実験で記憶力に変化がなかった者は放送しない”。つまり、”都合の悪い情報は落としていた”のだ。「本当のこと伝えてないじゃん。信じて損しちゃった」とリカ。「わかりやすい結果を見せた番組の方が、視聴者は見たいんじゃないか?」とコーヘイ。キョウコさんは「う~ん…難しいわね」と言う。

「都合のいい情報を伝えて楽しめる番組にするか、都合の悪い情報も伝えることで、楽しめない番組にするか」とキョウコさん。「都合の悪い情報もちゃんと伝えている番組のほうがいいに決まってるよ」と言うリカ。すると「ディレクターの立場からどんな情報を伝えるかは選んでいいと思う」とコーヘイ。それに対し「えー、それじゃうその番組になっちゃうよ」とリカ。最後は「うーん。どっちがいいのかな…」と考え込んでしまうコーヘイでした。

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メディアタイムズ第3回「心を動かす!ドラマの演出」に芦田愛菜

11月9日(木)メディアタイムズにリカ役で芦田愛菜が出演。今回は第3回「心を動かす!ドラマの演出」。

メディアタイムズに来ているリカ。「あんた、わすれものはないの?」とリカは芝居の練習。「ちがうちがう、リカ。もっとこしを曲げて」と後藤さん。そこへ、コーヘイが登場する。リカが文化祭で上映する映画を撮る為、演技指導している事を説明。リカはおばあちゃんの役をやるようだ。そこでコーヘイが取材してきたテレビドラマの撮影現場の映像を見ることに。

◆時代劇の撮影現場
取材してきたのは、ドラマの撮影スタジオ。撮影現場にお邪魔し、ドラマならではの“リアルに見せる工夫”を見つける事に成功。

・時代の雰囲気を出す塗料
舞台となる屋敷に塗る塗料。古色という塗料を使用。これは、古い建物に見せるために作られた専用の色で、使っていない建物とくらべると、雰囲気が全く変わるのだそう。昔から建っているように見せるため、この塗料を使用している。

・時代に合った役者の動き
リアルに見せる工夫は物だけではなく、役者の動きもその一つである。専門の人が、時代や状況に合わせた立ち居ふるまいを教えている(所作指導)。所作指導の人が指導する事で、当時の状況をリアルに伝える事ができる。

・戦国時代にピースサイン
ドラマの演出を担当するディレクターが特にこだわったのは、現代の女子高生が戦国時代にタイムスリップしたという事。足軽になることが決まり、主人公の唯がよろいを身にまとう場面で、唯がピースサインをするという芝居をつける事に。実際の映像で確認してみると、現代の女子高生がタイムスリップしたという事が伝わってくる。

・演出は架空の世界への道案内
ドラマの現場では、日々こうした工夫を積み重ね、見た人が架空の世界に入りこめるよう制作しているのだ。担当者は「ドラマは、いろんな人たちが関わっている。その世界を作り上げる意味では、“演出”が道案内をするというか、方向を指ししめして、そこにみんなが向かっていく作業だと思う。」と。また、「見ている人が共感してくれるようなドラマをずっと作っていきたい」とコメントしていた。

このように、工夫を積み重ね、ドラマが出来上がっているのがわかる。

映像を観た後、「演出でずいぶん変わるんだね」とリカは言う。すると「いいこと思いついた。ちょっとリカちゃん、台本かして」とコーヘイ。どうやら、キョウコさんと後藤さんに2通りの演出をしてもらい、見方がどう変わるか実験をする様だ。

Aパターンは、優しい感じの演出。リカは「なんだかあったかいシーンだね」と。「演じてて、優しい気持ちになってきた」と後藤さん。Bパターンでは、仲が悪そうな感じでの演出。リカは「なんか、すっごく仲悪そう。さっきと全然ちがう」と、おどろいた様子で話す。「セリフは同じでも、演出によって、伝わることが正反対になることもある」とコーヘイが言うと、リカは「なるほど…」と考える。

そこでキョウコさんが、「おばあちゃんって、みんなそんな感じなのかな?」と。腰が曲がってて、ゆっくり話すイメージはあるが、みんながそうってわけじゃないのではとキョウコさんは言う。「たしかに。姿勢がピンとしてて、早口のおばあちゃんもいっぱいいるよね」とリカは話す。これを見て、いやな気持ちになる人もいるんじゃないかとキョウコが言うと、「そっか…」と複雑な気持ちなリカ。

「演出によっては、かたよったイメージを植え付けちゃうこともある」と後藤さん。すると「みんなが思っているイメージで演出した方が、感じがより伝わるんじゃないか」とコーヘイ。「かたよったイメージを植え付けちゃうかもしれないけど伝わりやすい演出のドラマと、かたよったイメージは植え付けないけど伝わりにくい演出のドラマ。どっちがいい?」と後藤さんが言うと、「あの~ぅ、わたしの”おばあちゃん役”。」とリカ。ところが、みんなは議論を始めてしまい「どうしたらいいの!?」と最後は困り果ててしまうリカでした。

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